sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

天皇賞(春) 2020

第161回天皇賞(春)
今年の京都開催は荒天が続いたせいか、Cコース使用の今開催になっても極端に内有利というわけでもなさそう。今の所、トラックバイアスはそこまで気にしなくても問題ないと見ている。


注目のキセキ。
1戦ごとにスタートが悪くなってきており、父親の悪いところに極端に似てしまった感。
今回はユタカマジックで何とか…と期待を集めているものの、いきなり劇的に改善するとは考えにくい。買うなら割り切りが必要な感じで、厳しい現状だがそれでもまだ見限れない。

前々走の有馬記念。前崩れの流れにはなったものの、中山2500では致命的な大出遅れ。
反応が今一つでジリジリとではあったがしぶとく伸びて5着。
前走阪神大賞典は更にスタートが悪化したうえ、道中から制御不能になったような感じで一周目スタンド前からポジションを強引に押し上げて行く形。
逃げていたドレッドノータスとタイセイトレイルが譲らず抵抗し、1800を過ぎたあたりから緩みない厳しいペースを作る要因になってしまった。
さすがにバテてしまったが、直線で一旦は先頭に並びかける場面は作った。
近走致命的なロスばかりやらかしている割にはまだ力のあるところは見せており、少しでもそのロスが軽減できれば力は足りるし距離もコースも不安はない。


フィエールマン。
言うまでもなく中~長距離路線の上位安定勢力。
大外枠に入ったが、フルゲート割れのレースだしそこまで問題にはならないはず。
天候も心配されたが保ちそうで、良馬場でやれるのは何より。
これまでで最も長いレース間隔になるが、いつもの天栄仕様だしこれもそんなに心配いらない。
キセキ以外とはほぼ勝負付けも済んでいるとも思える。


ユーキャンスマイル。
長距離適性は確かなのだが、どうしても個人的には評価しづらい。
前走阪神大賞典は展開も向いたし上手く乗られた面もあり、本来は右回りより左回りの方がいいタイプ。東京や新潟での走りに比べるとまだ少し割り引きではないか。
あと、不思議でしょうがないのだがダンスインザダークの血が入った馬は菊花賞では好相性なのになぜか天皇賞(春)ではからっきし。これらのイメージが高評価しづらい理由である。
誰か、ボクの耳元で「固定観念は悪ですよ」って大声で叫んでください(笑)



モズベッロ。
距離適性と持ち時計と斤量の経験という点でまだ不安があるが、前々走の日経新春杯は強い勝ちぶりだったし前走日経賞も最後の直線でずっと内にモタれて追いづらくなる面を見せながらの2着。

今回最内枠を引けたので、ラチを頼ってレースを
運び最後も外回りと内回りの合流点を活かしてそのまま内目を捌いてくるような形でモタれる面をカバーできれば面白いと思う。


エタリオウ。
昨秋はやる気スイッチうんねん言っていたが、先行させるようなレースをすると行きっぷりは改善したが最後まで脚が持たなくなったりで根本的に難しい面がある馬というのは変わっていない。
結果論にはなるが、前走日経賞は早めに動きすぎて標的になったようなところがあったのでここらでもう1度ゲート出たなりで溜めるレースをしてみてほしいと思っている。
昨年の当レースが故障と見紛うほどの後方ポツンで4着なので、あれより悪いレース運びをしなければ前進できてもおかしくないのではないか。




トーセンカンビーナ。
ディープインパクト産駒らしく京都は得意で良馬場でやれそうなのもいい。前走、展開には多少恵まれたとはいえ長距離の適性も見せたし内枠を活かしてロスなく立ち回れれば案外ここでもやれるかも知れない。
ただ、現状は出遅れが常なのでその点ではアテにしづらいタイプである。キセキ同様、買うなら割り切りが必要にはなってくる。


正直、近年の天皇賞(春)はレースそのものの存在意義が問われる事態になっておりどうにもテンションが上がらないが頑張って予想したいと思う(苦笑)