今週は京都のマイラーズカップで勝負したい。
京都芝のレースは開幕週の良馬場らしく速い時計が出ている。
しかし内一辺倒といった感じもなくフラットで非常にいい状態。
少々の雨ではビクともしないだろう。発表は稍重~重くらいでも1600mで1分32秒台の決着もありえる。
ただ、21日日曜日はかなりの降雨がある見込み。
さすがに雨の影響は避けられないだろうという前提のもとに予想していきたい。
⑫ソーヴァリアント。
前々走のマイルCSは個人的にも期待していたが、スタートを出て4~5完歩あたりで躓いてしまったのが災いした。
あれで馬がエキサイトしてしまったようで、直線に向いた時にはもう余力がなかった。
ただ、1600mのG1でも先行して流れに乗れたのは収穫だっただろう。
距離は合っているはず。
前走の中山記念は見せ場なく大敗したが、プラス22キロで過去最重量だったのでさすがにまだ重かったのが大きな敗因。
休み明け2走目の今回で上積みを見込む。
マイルCSの時が3歳時以来久々に500キロを切っていたことを踏まえれば、今回は510キロを少し切るくらいまで絞れていればベストだろう。
昨年の富士ステークスの内容と相手関係から考えればここでも力上位なはずで見直したい。
それに加えて道悪にも実績あり。
条件次第では軸にしたい。
⑭ソウルラッシュ。
セリフォスと人気を分け合う2強のうちではこちらがより信頼できる。
距離、コースとも実績充分だし馬場不問なのも心強い。
目標はまだ先で何としてもここを勝たないといけない立場ではないが、さすがに上位争いは確実だろう。
③セリフォス。
こちらも当然目標はまだ先。
実績から上位評価は当然だが、高速馬場の方がよさそうなので雨の影響が強くなればソウルラッシュの方を上に見たい。
⑦ノースザワールド。
昨年の毎日王冠でエルトンバローズやソングラインと0.4秒差の6着なら、ここでも人気ほどの差はないのではないかと思う。
ゲートが不安定なところもあって戦績が安定しないのがネックだが、案外道悪には実績があるのでそこは頼もしい。
京都競馬がしばらくなかったこととディープインパクト産駒がもう現役馬が少なくなってきていることが影響しているのか、あまり言われていないがかつては「京都の芝はディープ産駒の庭」という格言があった。
ノースザワールドはキャリアの関係で今回が京都初出走。
過度な期待はできないが狙ってみたい馬。
あとは、京都金杯上位組の⑩コレぺティトールと⑬セッション。
明らかな過剰人気だが道悪実績はある⑧トランキリテあたりまでが相手候補と見る。
雨が強くなればワイド12-14と7-14を狙ってみたい。
あとは当日の天気と馬場を見ながら3連系をどうするかを考えていく。
来週の天皇賞春は難しそうなので、何とか今週当たってくれないものか。