sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

スプリンターズステークス 2023

先週の中山は22日金曜日にかなりの降雨があり、23日土曜日は道悪でのスタートとなった。その後天候も回復し24日日曜日には良馬場発表となったが少し馬場が荒れている印象だった。

 

しかし今週はほとんど雨が降っていないので、Cコースということもありまた内の先行有利で時計も速めの馬場傾向になると見る。

30日土曜日の中山のメインレースでは追い込み馬が勝利したが、ずっと内を立ち回り最後だけ巧く外に持ち出して差し切る形。

スプリンターズステークスはペースが流れるだろうが、それでも外差しは厳しいだろう。

昨年の当レースの時のような状態を想定して予想したい。

 

 

①ナムラクレア。

何だかんだ言ってもやっぱり軸はこの馬にしたい。

昨年のスプリンターズステークスは内を通った馬が上位を独占する中、外を回って5着という結果。

その前走の北九州記念で詰まる場面があったので同じ轍は踏むまいと安全に行き過ぎたのが災いしたか。

 

力上位なのは間違いないし、高速決着でも道悪でも結果を出していて馬場不問なのも心強い。

今回の最内枠をうまく活かせるかどうかは微妙なところだが信頼したい。

ビッグアーサーの再現だけは勘弁してほしいところww

 

 

⑤ウインマーベル。

昨年の当レースの2着以来冴えない成績だが、大敗したレースはどれも敗因がはっきりしている。

 

シルクロードステークスは59キロを背負って高速馬場の外枠で出遅れ。

高松宮記念は極端な道悪に泣かされた。

前走のキーンランドカップはスタート直後に挟まれる形になりいきなり最後方まで下がってしまったのが致命的だった。

今年に入って4戦しているが、まともに競馬できたのは京王杯SCだけ。

 

今は1200mより1400mの方がよさそうな印象も受けるが、今の中山なら極端に高速化することもなさそうなので充分対応可能だろう。

スタートさえ普通なら好位で運べる馬。巻き返せる条件は揃っている。

 

 

⑦オールアットワンス。

1年の休養明けで大幅馬体増の前走アイビスSDが強い勝ちぶり。

開幕週とはいえ、決して有利な枠順でもなかったが鮮やかだった。

ここにきて本格化してきた感がある。

 

一昨年のアイビスSD勝利時は先行、今年は差しということで今回はどういう競馬になるかだが、千直で結果を出している馬が1200mに使われるとテンのスピードの違いでそれほど促さなくても先行できることが多い。

(連勝中のジャスパークローネもそういう例。)

 

なので、出たなりで行きたい馬を先に行かせて先団直後の絶好位で競馬ができそう。

当然距離の克服が課題になるが、成長が伺える今ならこなせても、と思う。

 

 

③ピクシーナイト。

一昨年のスプリンターズステークスが2枠4番から先行して抜け出す形でレシステンシア以下を2馬身突き放して勝利。時計も1分7秒1と優秀だった。

当時と同じだけ走れればまず勝ち負け確実だろう。

 

…と思うのだが信頼を置けるかどうかが何とも微妙なところ。

故障から復帰して3戦。長期ブランク明けで道悪だった高松宮記念は仕方ないが、前々走の京王杯SCは直線で詰まって進路の確保に手間取ったし前走セントウルステークスは開幕週の阪神で出遅れて万事休す。

復帰してからまだまともに競馬ができていない。

しかし今年4戦目となるここも鞍上は続投。

馬は復調気配だし、得意の中山ならそろそろ戸崎さんも結果を出してくれる頃か…と思うのだが不安は尽きない(苦笑)

今回、G1でいきなりブリンカーを初使用というのも微妙なところ。それなら前走や前々走で試せばよかったのにと素人ながら思ってしまう。

徐々に良化をたどって復活できそうな雰囲気はあるので押さえまで。

 

 

⑩マッドクール。

前走CBC賞が不可解な負け方だったが、陣営いわく「熱中症のような症状が出ていた」とのこと。

素直にそこが敗因とするなら見直しは当然と思える馬。

 

前々走の春雷ステークスは道悪で57.5キロを背負って厳しい条件ながらのちの重賞勝ち馬に勝利。初めての中山1200mでいきなり結果を出したのも評価できる。

3走前のシルクロードステークスは3着だったが、先着されたのはのちの高松宮記念の1、2着馬。

誰も行く馬がおらず押し出される形で逃げる競馬。その結果目標にされた感があり

展開次第で逆転できそうな印象を受けた。

 

個人的にはこの厩舎をあまり信用していないので、前走の敗因を熱中症だけに限定していいか微妙なところなのだが巻き返しに警戒はしておきたい。

 

 

⑥ママコチャ。

前走北九州記念で1200mを初めて使われて2着。

少し時計が速すぎたか。

追走にはそこまで苦労しなかった、とのことなので距離2度目で慣れが見込めるし枠もいいところを引けた。

 

川田さんに乗り替わりということで過剰人気になっている感はあるが押さえてはおきたい。

 

他にもアグリやメイケイエールなど有力どころがいるし、いくら内有利の馬場でも外枠を全て切ってしまっていいのか難しい。

 

しかし、昨年のような馬場になると読んでいる以上は内枠中心に馬券を組み立てて勝負したい。

勝負気配は「C」としておきます。