sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

皐月賞 2020

第80回皐月賞

18日の土曜現在、中山競馬場は激しい雨に強風で不良馬場。

明日は天候が回復の見込みだが芝は荒れたコンディションになりそう。

先週の日曜の後半の芝のレースでは各馬が内を開けて走り、外からの差し追い込みも

決まっていた。

今週もBコースのままなので、今日の不良馬場から少し乾けばまた外差しが利きやすい状態になるのでは?と予想している。

 

 

単勝オッズ的には3強ムードだが、サトノフラッグがかなり売れている印象。

やはり馬場を考慮されてのことだと思う。皆考えることは一緒か…。

前走弥生賞は力のいる馬場の中、着差以上に余裕を感じる勝ちっぷりだった。

弥生賞ディープインパクト記念となったその年に武豊J騎乗でディープインパクト産駒が勝利ということで話題になったが、どちらかと言うとディープインパクト産駒っぽくないディープインパクト産駒。

パワーと脚の持続力があるタイプ。

スローペース見込みなのでそこはカギになるが、3強の中ではこの馬を最上位と見たい。



サトノフラッグと人気を分けあう形になっているコントレイルとサリオス。


まずコントレイルだが、こちらはディープインパクト産駒らしいディープインパクト産駒といったイメージ。

能力は確かだし、ホープフルステークスでは想像以上に中山を上手くこなして見せたがやはり馬場状態と枠順は不安。

やってみないとわからないと前置きしながらだが、陣営も道悪は不安だとコメントしている。

少しでも早く馬場の回復を願うクチだろう。


サリオスも距離と馬場が初経験で未知の不安がついて回る。

ただあの掘師が、取材嫌いで滅多に直接メディアにコメントを発さないし発したとしてもあまり語らないあの掘先生が珍しく本人自ら自信たっぷりに、かつ饒舌に語っているのには驚いた。

「これまでの私の経験から道悪を苦にするタイプには該当しません」と、独特の言い回しで言い切っている。

更に「レースセンスが高い」「精神的にタフ」「何年かに1頭というレベルの馬」とベタ褒め。

本当に掘さんがそんなに喋ったのか?

いまだに信じられない。

余程自信があるのか、余程機嫌がよかったのか。

何にせよ異例の事態なので素直に人気に従って大丈夫なのかもしれない。しらんけど(笑)



ダーリントンホール。

サドラーズウェルズ系統のニューアプローチ産駒。いかにもヨーロッパ血統のパワータイプという感じがする。

デビュー戦勝利のあと臨んだ札幌2歳ステークスは少し進路を確保するのに手間取って脚を余した感じの3着。

前々走の葉牡丹賞は3着。勝ち馬は2歳レコードで、開幕週の高速馬場はおそらく不向きだったのだろう。

前走の共同通信杯は力を要する馬場になったことも幸いしただろうが、レースぶりに進境を見せて競り勝ち。


速い時計、速い上がりを要求されるレースにはまだ不安を残すが今回はそうはならなさそうでヨーロッパ血統のこの馬にはプラスと見る。皐月賞と好相性の共同通信杯勝ち馬で注目。



クリスタルブラック。

色々と未知な部分も多いし、レース運びも器用さがなく今回もおそらく後方から大外一気だと思われる。


しかし荒れた馬場で結果を残しているのは心強く、一考の余地はある。

展開自体はおそらくそれほど速いペースにはならないだろうから、少しでも流れて欲しいクチ。



ビターエンダー。

前走共同通信杯が惜しい2着。先行するレースで新味を見せた。前々走の京成杯では少しスタートで出負け気味だったので評価していい。

オルフェーヴル産駒で、高速馬場よりは時計がかかった方がいいように思う。

ここに来て成長している感があり、内目が荒れた馬場であまり泥を被らない外目の好位が取れれば面白い存在。


前走で新味を見せたと褒めておいて何だがミナリクおじさんから津村Jに戻るなら鞍上強化であると、個人的にはそう評価したい(笑)



ブラックホール

ホープフルステークスはともかく、弥生賞は物足りなかった。パンパンの良馬場よりは時計がかかった方がいいハズで、この馬には向くかと思っていたが伸び負けして4着。

普通に考えればここでは厳しそうだが、ゴールドシップの仔というのがどうしても気になる。

陣営も意欲的に攻めた調教を課している。

特殊な馬場を味方に、父のような強引にマクるレースがハマる可能性を留意しておきたい。

いい意味でも悪い意味でも常識的な判断が通用しない所が似ていてほしいww



結果的に先週のような傾向の馬場が続くと思っての予想だが、果たしてどうなるか…。