このところ、馬券はチグハグな結果が続いているが懲りずに明日も挑戦する。
明日の勝負レースは北九州短距離ステークス。
今の小倉芝は内めがかなり荒れて、各馬直線は外めに持ち出している。
今日の12レースでは豪快な大外一気も決まっていた。
雨の影響がどう出るかまだわからないが、馬場の状況判断は今日の結果を踏まえる。
ハナを切るのはおそらくジョーカナチャンかイエローマリンバだと思う。
エンゲルヘン陣営はハナに拘らず運ぶレースを示唆しているがやはり先行はしたいタイプ。
ニシノラッシュやメイショウカズヒメも前で運びたいクチで、かなりハイペースになりそうな顔ぶれ。
案外兼ね合うという可能性もあるが、ジョーカナチャンは千直のレースで内枠から
ライオンボスとカッパツハッチのハナを叩けるほどのダッシュ力がある馬。
ゲートが開いて最初の100~200メートルのスピードはかなりのもの。
イエローマリンバも何が何でもハナへ、というレース運びをするタイプで、
昨年の北九州記念ではラブカンプ―とモズスーパーフレア相手にもハナを譲らず超ハイペースを作った。
兼ね合ったとしてもそこそこ速くなるだろう。スローペースは考えにくい。
そこで狙いたいのが、おそらく1番人気と2番人気になるだろうがそれでもシヴァ―ジとアンヴァル。
まずシヴァ―ジ。
「3角であまりにもかわいそうなことになってしまった。」
これは前走の淀短距離ステークスのレース後の騎手のコメントである。
3角で痛い不利を受けていたのは事実だし笑い事じゃないのはわかってるんだが、
「あまりにもかわいそう」という短い言葉の中に川田さんの怒りの炎が凝縮されてる感じが伝わってきてなんか笑えてしまったww(失礼)
この馬はもともとダートを使ってきていた馬で、昨年末の阪神カップから芝を使い始めて今回が芝3度目のレースとなる。
前々走の阪神カップはさすがに相手が強かったし時計の速い決着にいきなり対応するのも簡単ではなかっただろう。もう少し時計を要する方がよさそう。
それでも7着ならある程度芝にメドの立つレースだったと思う。
そして前走の淀短距離ステークスが4着。
スタートして中団の前目あたりに取りついていったが、そこで逃げていたジョーカナチャンが内に切れ込んだことで後続の馬が次々に影響を受けドミノ倒しのようにこの馬も不利を被った。
外にいた馬とラチの間に挟まれる感じになってズルっとポジションを下げてしまい、
位置取りを悪くしたまま直線に向き前が壁になって追いづらくなる場面も。
これではあまりにもかわいそうだ!!(笑)
直線で進路を確保してからはしっかり伸びてきて3着と僅差の4着まで追い込んだので悔やまれる内容だった。
しかも今年の1月のAコース使用時の京都芝コースは圧倒的に先行有利で差し追い込みにはキツい状態だった。
実際、淀短距離ステークスも前で運んだ馬が上位を占めている。
シルクロードステークスに出てきたら本命にしようと思っていたが除外でこっちに出てきたので狙う。
流れも向きそうな今回は前走の鬱憤を晴らせる。
スタートでやや斜め上に伸び上がるようなクセがあり、ゲートには少し課題が残るがここは何とかしたい。
アンヴァル。
前走のセントウルステークスは熱中症が出たとのことで大敗。
それを除けば実績からリステッドでは上位評価は当然の馬。
1度ガタっと崩れた牝馬は先日のディアンドルのように立ち直れていない例もあって不安もあるが、それでも外せない。
昨年の北九州記念が3着。差し馬向きの流れになったし、ミラアイトーンをマークするような形でいい手応えで直線に入ったように見えたがそのミラアイトーンが思いのほか手応えが悪く早めに下がってきたので進路を外に切り替えざるを得なかった。
それでも最後までしっかり差を詰めており、あそこがスムーズならもっと際どい勝負になっただろう。
結果的にはダイメイプリンセスをマークする形で運ぶべきだったのだろうが、
ミラアイトーンは当時1番人気だったのでこれは仕方がないと思う。
とにかく堅実な差し脚が魅力で、道悪も極端な状態でなければある程度はこなせている。
昨年のセントウルステークスは熱中症の影響らしいが一昨年のセントウルステークスでも崩れており、そもそも開幕週の馬場は向かないのだろう。
今の小倉の馬場状態の方が向く。今回は流れも向きそう。
あとは立ち直れているかどうかだけ。
さて三連系の相手探しだが、今日の小倉芝のレースを見ていると最終レースでは大外一気が決まったものの他のレースでは先行策もしくはマクリから早めに外に持ち出して直線入り口で先頭に立って押し切る形もあった。
前に付けている馬が直線で馬場が荒れていない境目ギリギリのところを取る分、差し追い込みは進路取りが難しくなる面もあるのだろう。
行きたい馬を何頭か行かせて先団~好位につけてうまく運べそうなイメージの馬がメイショウキョウジ。
同じ小倉1200の前走の巌流島特別は開幕週の馬場でも雨の影響で力のいる状態の中、強い勝ちぶり。
今回、速めのラップをばらつきなく一定に刻むような展開でしかも道悪ならダイワメジャー産駒のこの馬にマッチしそう。
ただ、超ハイペースになってそれに巻き込まれると厳しくなりそうな懸念はあるが…。
まだ2勝クラスを卒業したばかりで格上挑戦。一気の相手強化だがそれでも侮れない馬。
ミラアイトーン。
昨年の北九州記念が1番人気で5着。
その北九州記念の前と後で別馬のようになってしまっている。
北九州記念以前のレースぶりを見ればここでも上位の評価をしていいくらいの決め脚があると思うのだが一体どうしてしまったのか…。
陣営や騎乗した騎手が異口同音に言うのは精神的な問題でやる気を失っているように感じるということ。
オパールステークスの時なんかは本馬場入場からゴネまくって返し馬もまともに
できなかったようだ。
やる気を取り戻してるかどうかなんてもう走ってみるまでわからない。
馬券を買うとしても押さえまでの評価が妥当か。
あとは、現在オープンの壁にぶち当たっているものの福島競馬開幕週でも雨の影響で緩い馬場だったテレビU福島賞のレースぶりがよかったので今の小倉の馬場でひと押しあれば、と思えるシャドウノエル。
4走前のみちのくステークスで差しに回って新味が出たので今回は急かさずうまくタメが利けば前進が見込めそうなダイシンバルカン。
ムラ駆けのタイプでアテにしづらいが小倉に良績がある点が望みのメイソンジュニア。
ルミエールADの内容から高速馬場よりも荒れた馬場で差し脚を活かす競馬の方がよさそうなアルマエルナト。
これらあたりが相手候補と見る。
あと、淀短距離ステークスで2着だったジョーカナチャンだが1着アイラブテーラーで3着カラクレナイなら強敵相手に善戦したという評価をしてもいいとは思う。
が、先述の通り馬場が味方したし同型に絡まれず単騎で逃げられたのも大きかった。
陣営は「前走で1200を克服したのは収穫だった」とコメントしているが、あのレースだけで1200をこなせると判断するのは早計だと思う。
今回は展開も馬場状態も淀短距離ステークスとは全く違うものになる見込みなので、厳しいだろう。
…と、ジョーカナチャンのネガキャンをしまくったワケだが軽視するのは今回に限っての話。
テンのスピードは確かな馬なので、メンバーや枠順次第では今後に韋駄天ステークスやアイビスサマーダッシュあたりでもチャンスがありそう。
だから5月もしくは夏の新潟の千直で待ってるよ! 必ず出てきてくれよな!!
…こんだけ吹いといてジョーカナチャンに来られたら目も当てられないが、それも競馬なので覚悟はできている(笑)
最近馬券の調子か芳しくないので今週はメインレースが少頭数だしフェブラリーステークスに備えて競馬休もうか…なんて思ってたのに、北九州短距離ステークスのメンバーを見たら自信が湧いてきてこの体たらくである。
ギャンブル依存性って怖いですねww