sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

桜花賞 2020

第80回桜花賞

土曜の阪神芝のレースを見る限りは大方の予想通り内有利の高速馬場といった印象だが、日曜は雨の予報。これがどう影響するか…。

 

 

今の阪神の馬場なら少々の雨ではほとんど影響はないだろうが、予報通りかなりの降雨があって少しでも時計がかかり力を要する状態になればミヤマザクラから入りたい。

 

本来はもっと距離があった方がいいタイプに思え、クイーンカップからここを使ってきたことを考えてもこの春の大目標はオークスなのだろう。

前走で1600に対応してみせたが、あまりに時計が速すぎる決着になるとやや不安。

なので雨は歓迎と見る。もちろん、全馬とも走ってみなければわからないのは同じ。

キャリアの少ない馬ばかりなので尚更そう。

もうこじつけの想像で決めるしかない。

そこでこの馬のきょうだいに注目した。兄のポポカテペトルにはドロドロ不良馬場の菊花賞でお世話になった。

そんなポポカテペトルマウントロブソンを兄に持つ血統に期待する。

14番枠を引いたので、揉まれない外めの好位を取れれば理想的。

 

 

レシステンシア。

土曜時点での阪神の馬場はこの馬にピッタリのイメージではあるが、枠の並びが微妙。

陣営も言っているように、もう少し内の枠が欲しかった。

逃げ宣言しているスマイルカナが内枠に入ったのでこの馬にとってはうるさい存在になる。

自身はハナに拘るタイプでもないのでうまく2~3番手で収められれば、というところだがあまりスローペースにも落としたくないのでその辺りの兼ね合いが難しそう。

その分、やや信頼度が落ちる印象。

 

序盤をうまく乗り切って得意の緩みない流れを作れるかがカギになる。

 

 

サンクテュエール。

キャリア3戦だが、ここまでは上手にレース運びができている。

前走シンザン記念では馬群の中で運んで最後も内から抜け出して2着馬を競り落とすとういう、なかなか味のある内容。根性があるところを見せたし荒れた馬場もこなした。

桜花賞はあまり内枠の成績がよくないが、これまでに見せたきた立ち回りの巧さを活かせると考えれば悪くない。

雨で少し時計がかかるのもいいと思う。

 

 

デアリングタクト。

キャリア2戦の馬だが、とにかく直線だけで2着以下を4馬身千切った前走のエルフィンステークスの内容が強い。

京都開催後半で外からの差しが決まりやすくはなっていたものの、芝が荒れていたぶん

時計はかかっていた。それを考えれば勝ち時計の1分33秒6というのは相当速いと見ていい。

この馬がアーモンドアイ級なのか昨年のアクアミラビリスみたいなパターンで終わるのかはなんとも言えないが、未知の魅力が買われて現在1番人気。

 

今日のような馬場のままだとハイペースでも外差しは決まりにくそうなので、

極端な土砂降りでなければ少し雨が降った方がいいかも知れない。

 


マルターズディオサ。

前走チューリップ賞はスローペースの中で2、3着馬よりも外を回る形になりながら勝ち切ったので着差は僅かでも評価していい。


ハイペースだった阪神JFとスローペースだった前走。同じ阪神1600で質の異なるレースで結果を出した自在性がある。


あまり馬格の大きくない馬なので、栗東滞在なのに調教後馬体重が減っていたのは少し気にかかるが堅実さは魅力。



クラヴァシュドール。

前走チューリップ賞で内ぴったりを回りながら外を回ってきたマルターズディオサに惜敗。堅実ではあるが少し甘さもある。

鞍上も2度目なのでひと工夫を期待したいところ。

個人的にはここよりオークスの方が向いているのでは?と思っているが…。



リアアメリア。

結局前走阪神JFの敗因ははっきりしないまま。力を出し切れずに負けたのかあれが実力なのか。

前々走のアルテミスステークスは着差以上に強い内容で、2着に負かした相手もサンクテュエールならこの馬は世代トップクラスという評価ということになるハズなんだが何とも…。


いかにも大トビといった感じの馬で、道悪はよくなさそうなので巻き返すには良馬場でやりたいところである。



穴っぽいところではチェーンオブラブ。

前走チューリップ賞は初の阪神コースで流れも遅くて不向き。道中で少し前をカットされるような場面もあった。


前走後はそのまま栗東滞在。阪神も2度目になり上積みが見込めるはず。速い流れになって展開が向けばフェアリーステークスで見せたような末脚が魅力。




ただでさえこの時期の3歳G1は難解なのに

、臨戦過程の多様化と明日の天候により更に難しくなった。

桜花賞は5年連続で1番人気が勝てていないが、さて今年はどうなるか。