sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

ダービー 2020

第87回日本ダービー
昨年は飛ばしていく馬がいてレースが流れたが、
今年は確たる逃げ馬が不在。
3年前にレイデオロが勝った時のような超スローペースも有り得るか。



コントレイル。
ホープフルステークスからぶっつけで挑んだ皐月賞はやや不安視された1番人気ながら勝利。
デビューから4連勝で無敗の皐月賞馬となり断然の1番人気を背負ってダービーへ…って昨年のサートゥルナーリアと全く同じシチュエーションなんですけど大丈夫?とか思ってしまう(苦笑)

まぁ、東京未経験だった当時のサートゥルナーリアと違ってコントレイルは既に東スポ杯2歳ステークスで東京コースは経験済みでしかも圧勝だった。
その点では信用度が大きく違う。中山より東京の方がいいのは間違いない。

前走の皐月賞も後方から大外をマクリ切って更に直線でもうひと伸びしており、2着のサリオスと通ったコースの違いを踏まえれば着差以上の強さだったと見るのが妥当。

レース後にネット競馬の掲示板あたりで「アホ福永が内で詰まって4着ってことだけはレース前からわかってたわww」とか書かれて今なにかと話題の誹謗中傷を受けるような事態にはならないと思う。
多分、ならないと思う(笑)

ここはまず信頼。



ワーケア。
東京コースでデビューから2連勝。2戦とも楽勝で、ルメールもベタ褒めだった。「距離が更に伸びてもよさそう」ともコメント。
その後ホープフルステークス弥生賞で敗れると「中山は向かない」というルメールの進言もあってあっさり皐月賞は諦めてここ1本に絞ってきた。

新馬戦が稍重、アイビーステークスが重だったが
時計や上がりはそれなりに速く発表ほど道悪ということもなかったと思う。良発表の高速馬場なら更に切れる。枠もいいところに入り、東京コースでコントレイル逆転を狙う。


レクセランス。
これまでこの馬に乗った騎手も陣営もみな口を揃えて「かなり右にモタれる癖がある」とコメントしている。
デビューからすみれステークスまで京都コースと阪神コースで3連勝したが、その間も常にそういう難しい面を覗かせていた。
ゲートは普通に出るもののモタれて二の脚が遅めだし、最後の直線でもモタれるのを修正しながらで追い辛く手応えもあまりよく見せないが能力で何とかなったという状態。

そんなだから、初の関東遠征で強敵に挑んだ皐月賞では誤魔化しが利かずほとんどまともにレースできないまま大敗した。モタれる面も相変わらずだった。
しかし、「右回りより左回りの方が向きそう」というのは陣営と騎乗した騎手共通の見解。
今回初となる左回りで右にササる癖が騎手が修正できる範囲まで改善されればデビューから3連勝した能力を見限れない。

これまでどちらかと言うと時計がかかる馬場でのレースしか経験していないが、血統的にはパンパンの良馬場の方が合っていそう。

過度な期待はできないが未知の魅力もあり、内の偶数番も引けたので穴人気かと思っていたらまさかの15番人気…。
いくら何でもナメられすぎだと思う。人気より上には来るだろう。
まぁ、15着以下にならなければ人気より上に来たことになるんだからそんなに高いハードルではないけど(笑)



ダーリントンホール。
典型的な欧州血統でどうしても高速馬場が向くイメージを持てなくて不安を感じるが、共同通信杯の勝ち馬はやっぱり春のクラシックでは警戒が必要と思う。

前走皐月賞を見ても、小回りだとコーナーワークで置かれて位置取りを悪くしてしまうようなところがある。終いはそれなりに伸びているので広いコースに変わればもう少しいい位置で運んで前進を見込める。距離延長も問題ない。

共同通信杯勝ち馬は昨年ダノンキングリーが皐月賞3着ダービー2着。2017年スワーヴリチャードが皐月賞6着ダービー2着。2016年ディーマジェスティ皐月賞1着ダービー3着。ちなみに2018年オウケンムーンは…(苦笑)

過去5年のデータに限っても、ダービーで共同通信杯勝ち馬の複勝を買えば大体当たるということになる。何や、馬券当てるの簡単やんww

まぁ相性うんぬんを過度に気にするのもどうかと思うが、この馬がオウケンムーンの例になるのかその他の例になるのか注目したい。


サリオス。
前走皐月賞では道中は内を距離ロスなく回り直線でコントレイルが来た時に外に馬体を併せにいって勝負根性で抵抗する競馬。
正直、あれで大外を回ってきた馬に負けたらお手上げとも思う。マイルで強い競馬をする馬なので東京2400で逆転を見込めるかどうかも微妙。

距離延長の不安はつきまとうが、Cコース初週のコースで内の先行有利な馬場状態を味方に一縷の望みを託してどこまで。
レースとは関係ないかもしれないが、相変わらず堀先生はこの馬に関しては饒舌で強気なのはどういう心境の変化なのか気になるww




サトノフラッグ。
これまでのレース内容を考えれば前走の皐月賞は案外だった。単純に力が足りなかったのかとも思うが、それでは買えないので何とか他の敗因を探りたい。

皐月賞の時は追い切りをヒューイットソンが担当したそうだが、どうやら予定よりかなり時計が速くなったよう。初来日の騎手だったこともあってまだ日本の慣習に慣れてなかったのか、意思疎通に剥離が あったのかもしれない。オーバーワーク気味だったのかもしれない。陣営が今回はセーブした仕上げを強調していることからも、皐月賞時の調教での誤算を敗因の1つとして重要視しているのかもしれない。
(注 あくまで個人の想像です。かもしれない連発から察してくださいww)

というワケで、皐月賞で3強の一角と評された実力を侮れない。
外枠に入ってしまったので強気には推しづらいが、押さえには。



サトノインプレッサ
1枠1番。今年のラッキーナンバーは彼が引き当てた。変に穴人気してちょっと手を出しづらくなってしまっている…😨

前走NHKマイルカップは大敗したが、外枠出番ナシのレースだったのである程度仕方ない。
内の先行、なんならマイルより少し短めの距離に適性のあるスピードタイプ有利なレースになった印象。

毎日杯までのレース内容を見れば外からの差し一辺倒という感じでもなく、条件が整えば巻き返せる希望も。
調教師の話では、もともと矢作厩舎の同世代の中ではコントレイルよりこちらの方が素質の高さを感じていたというコメントもある。

この枠を生かして上手く立ち回れれば、というところ。

レース後にネット競馬の掲示板あたりで「いいスタート切ったのに一角の位置争いで10着狙いの坂井が下げやがった○ね!」とか書かれて今なにかと話題の誹謗中傷を受ける事態にならないことを願う(笑)


あとは、先行宣言している共同通信杯2着馬ビターエンダー、青葉賞で高速時計に対応したステイヤー血統のヴァルコス、ワールドプレミアの半弟で昨年スミヨンが「高速馬場の方がよさそう」と評したヴェルトライゼンデあたりが相手候補か。


昨年はロジャーバローズを押さえていながらサートゥルナーリア軸だったためハズした。
自分にとってダービーは有馬記念と並んでとにかく相性が悪く、何とか苦手意識を払拭したい。