sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

高松宮記念 2024

高松宮記念は2020年から昨年まで4年連続で道悪でのレース。

今年も雨予報だが、23日の土曜日は雨が降っているものの24日の高松宮記念当日は

大して降らない可能性も出てきた。 

 

中京は馬場読みが難しく、レース中にも雨が降っているくらいの道悪なら馬場の外の方が伸びやすくなり外枠が有利となり雨が止んで回復途上だと内から乾いてきて内有利の馬場になる傾向がある。

 

今年の高松宮記念に関してはおそらくレース当日はそれほど雨の心配はなさそう。

更に京都競馬場の改修工事があった影響で昨年までは年明けから中京で競馬が開催されていた。今年からは従来通り京都開催が復活したので、今年に入ってまだ中京競馬は3週しか施行されていない。

当然過去3年に比べると馬場の傷み具合も少ない。

 

当日は稍重くらいだろうが、それでも結局内の先行有利な馬場になるだろうと見込んでいる。

もちろん、想定以上に雨が降った場合はまた慎重に傾向を見極める必要がある。

 

 

まずは⑩ビクターザウィナー。

初来日で左回りも初めてということで未知数なのは承知で狙ってみたい。

 

レース映像を見ると毎回スタートが抜群に速いので、テイエムスパーダやモズメイメイあたりが主張してきたとしてもハナは取り切れるだろう。

ペースが速くなっても逃げさえうてればとにかくしぶといし、途中からハナを叩かれて厳しい展開になった昨年の香港スプリントでも4着。

ハイレベルな香港短距離勢の一角をしめる存在。

 

日本と香港ではタイムの計測方法が若干異なるらしいので一概には言えないものの、レコードが出そうなほどの高速馬場は避けられそうなのもビクターザウィナーにはプラスだろう。

想定通り良~稍重で少し時計を要する程度で内の先行有利な馬場傾向ならこの馬から入りたい。

 

 

②マッドクール。

昨年のように外差しが決まりやすい馬場になるとこの枠がアダになるかと思っていたが、どうやらその心配はなさそう。

 

昨年の皐月賞当日のかなり悪い馬場での春雷ステークスを勝利しているので道悪は問題ないだろう。

毎回いい位置でレースができており競馬が上手なタイプなのでレース当日の馬場とピッタリマッチする可能性がある。

 

昨年のCBC賞は夏負けがあったとのことだしシルクロードステークスは逃げたというより逃げさせられた展開がアダになった。本来中京は得意なコース。

 

自分のメインシナリオ通りの馬場ならワイド2-10を厚く買ってみたい。

 

 

③ナムラクレア。

今までは前哨戦の鬼みたいな戦績だったが、前走の京都牝馬ステークスは2着。

プラス10キロで余裕残しの状態だったし悪くない臨戦過程。

 

ただ、期待通りに状態が上がってきていないのか調教師も騎手もとにかくコメントのトーンが低い。そこは心配だがそれでも軽視はできない。

 

何と言っても馬場不問なのが心強い。傾向が読みにくい雨の中京となれば尚更である。

不良馬場だった昨年も外枠を活かしてうまく走れていたが勝ち馬の大駆けにやられてしまい2着。

今のところは当時ほど酷い雨にはならない見込みなので、今年はこの枠でよかったのではないか。

 

共同会見の様子を見ていると買う気が失せるのだが、杞憂に終わってほしいところ。

 

 

⑥ルガル。

明け3歳限定戦とはいえ不良馬場で圧勝した実績があり、一方で1分7秒台前半の持ち時計もある。馬場は問わないタイプに見えるし1200mの適性も本物。

 

前々走の京阪杯、前走のシルクロードステークスも好位から運ぶ競馬で強さを見せた。

あまり戦績にムラもなくこれと言った弱点はないようにも見えるが、それでも軸にしづらいのはやはりゲート。

 

近走はマシになってきているし、西村Jに乗り替わってからはスタートがやや遅くてもしっかりリカバーできているがまだ出遅れの不安は拭えない。

そこだけがカギになる。

この馬を軸にする、あるいは重い印を打つ場合は「出遅れたらしょうがない」とある程度覚悟を決める必要があるだろう。

 

 

⑭ママコチャ。

ソダシの全妹で、陣営も語っているように良馬場の時計勝負がベストだろう。

ここは厳しいかと思っていたが、今年の中京は馬場がいいし雨が早くに止むようなら充分に出番がある。

 

馬場が回復して内有利になればこの枠は微妙だが、中京での馬場読みが絶妙な川田さんなら何とかしてくれるだろうという期待感がある。

当日の芝のレースを見て、時計が速くなってくるようなら評価を上げたい。

 

 

あとは、右回りに比べると左回りの実績が微妙だし中京であまり乗ったことがないルメールさんというのも微妙だが、充実期を迎えている⑤トウシンマカオ

 

ハーツクライ産駒の1200m以下の成績はパッとしないが鞍上の進言もあってここに矛先を向けてきた⑧ソーダズリング。

 

思ったより時計が速くなれば中京の高速決着は大得意な⑪メイケイエールあたりも相手候補。

 

 

高松宮記念は近年荒れることも多いが今回はそうでもないと思っている。

内目を巧く立ち回れそうな馬を狙いたい。

今年に関しては天気予報通りなら過剰な穴狙いは禁物かと思っている。

勝負気配「C」としておきます。

 

とは言え、まだ天候がはっきりしないのでもし雨が強くなって外差し傾向にシフトしてくるようなら⑮ディヴィーナと⑫ロータスランドに注意したい。

 

特に⑮ディヴィーナは左回り得意。その中でも中京は特に成績がいい。

道悪にも実績がある。

スタートにも折り合いにも不安を抱えるが雨が長引けば距離短縮、馬場悪化、枠順と全てがいい方に向く可能性がある。

当日の天候次第ではガッツリ狙いたい。