sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

2019 安田記念を考える

第69回安田記念
内伸び高速馬場の傾向はまだ続いている。2強が外枠だが、東京1600はスタートしてから最初のコーナーまで距離があるので先週のダービーほどは枠の内外の影響はないと思っている。


外枠とはいえ偶数番だし、特に気にする必要はないのはアーモンドアイ。高速馬場への適性も充分。
あまり位置が後ろすぎると心配だが、1800のドバイターフでのレースぶりを見る限りでは3歳時のシンザン記念桜花賞ほど後ろにはならないのではないか。


ダノンプレミアム。
少しイヤな枠になった。ただ、レース運びはうまいタイプなので4~5番手からでも競馬はできる。大きく減点する必要はない。京都施行になってからのマイラーズカップの結果は安田記念に結び付かないのを不安視する声があり実際前走と今回とでは全く違う流れになるだろうが、それも難なく対応できそうであまり気にしなくてもいいだろう。
あとは、枠の並び的にロジクライの出方が序盤のカギになりそう。それ次第ではキツい展開になる可能性もある。一部界隈では「アーモンドアイに勝たせるための枠順操作」とかいう都市伝説が流れているが、さてどうなるかww


絶好枠のアエロリット。
単騎で逃げられそうで、先週のダービーの残像もあって現状3番人気。左回り1600は大得意なので前走ヴィクトリアマイルよりは少しだけ遅い、1000メートル通過56秒台後半~57秒くらいで行ってペースを作るのが理想的と思う。
ただ、それより速すぎたらアーモンドアイに飲み込まれ遅すぎるとダノンプレミアムの追走が楽になってしまうというイメージ。
安田記念はリピーターレースではあるが昨年より大幅にメンバーが強くなった分、よりシビアに完璧なレース運びが求められる立場になった。厳しいレースになりそう。


ステルヴィオ
前走大阪杯が大敗。レース後に少し喉鳴りの症状が見られたとの情報もあり状態面でやや不安。
こればっかりは、レースに使ってくる以上は大丈夫と判断するしかない。
距離が1600になるのは間違いなくプラス。昨年の毎日王冠では展開がまったく向かない中でも高速時計に対応してアエロリットの2着。なので今回の馬場にも不安はないだろう。レーンJ確保で巻き返す。


好枠を引いたサングレーザー。ミナリクおじさんから岩田Jということで鞍上強化。それ以前に前走大阪杯は躓いたのも痛かった。力を出していない。

もともと1400がベストで1600でも少し長いのではないか、という見方もされていた馬だが昨年の天皇賞秋で東京の2000にも対応して見せた。キセキとアルアインに先着しているので価値がある。
昨年の安田記念は外枠で少し距離ロスがあって5着。昨年より強いメンバーになったが、この馬も強い相手に揉まれてこの1年で力をつけている。1400で1分19秒台、1600で1分31秒台の持ち時計があるディープインパクト産駒。高速馬場の安田記念が向いている。


インディチャンプ。前走マイラーズカップは展開不向き。前々走の東京新聞杯を好時計で勝っているので今回はコース、展開とも前走より条件がいい。
しかし本質的にはもう少し時計がかかった方がよさそうで、できればひと雨欲しかった。府中の高速馬場で一線級相手にどこまで通用するか。今年の鞍上の傾向的には3着争いまでの評価。


モズアスコット。
昨年、オープン特別を1番人気で取りこぼし→連闘の安田記念で外国人に乗り替わって快勝!というわかりやすい結果が出てしまったことで株を落とした坂井瑠星に今回もう一度チャンスを与えた陣営。競馬界全体のことを考えればこの決断を支持したい。ただし馬券は別。そのせいで扱いが難しくなってしまった(笑)

とは言えもともと叩き良化傾向で、京都での戦績も今一つなので前走の負けは気にしなくてもいい。今回は崩れたことがない左回りに変わり、師が「賭けに出た。」とコメントするほどの猛稽古を積んできた。
リピーターがあるならアエロリットよりこちらではないか。


ペルシアンナイト。
陣営もコメントしてる通り、あまりに時計が速すぎる馬場は割り引き。少し雨が降って欲しかったクチだと思う。右回りに比べると左回りの戦績も安定感に欠ける。もうここで来られたら仕方ないと割り切って、秋のマイルCSまで待ちたい。


安田記念は荒れることが多いと言うが、今回はさすがにそんなに荒れないだろう。
それでもどうしても大穴を狙いたいなら思考停止して12番人気を買うのが面白いかも。
先々週のオークス。12番人気のカレンブーケドールが2着。
先週のダービー。12番人気のロジャーバローズが1着。
今週の安田記念。12番人気の…。

以上ですm(__)m