sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

2019 ヴィクトリアマイル考察

第14回ヴィクトリアマイル
今週からBコース。今日も外差しが決まるレースはあったが、先週の馬場に比べると偏りは若干緩和された感。
前哨戦の阪神牝馬ステークスがスローで馬群がバラけない展開で、力を出せないまま負けた馬がいるのでそれが人気にも反映されている。
ミナレット級の穴馬を期待するのは今回は無理か…。


ラッキーライラック阪神牝馬ステークスで力を出せずに負けた馬筆頭。先行有利の流れの中で、道中挟まれる不利があり位置取りをズルズル下げてしまったのが敗因。
ウインブライトが香港で勝ったことで、中山記念の価値は更に高まった。
そもそもアーモンドアイが強すぎるだけで、この馬は現4歳牝馬でNo.2の評価が妥当。
去年の桜花賞オークスのようなレース運びで今回は巻き返してくる。


レッドオルガ。
阪神牝馬ステークスはずっと外を回る形では厳しかった。
左回りと右回りで別馬。戦績があまりにもあからさまで人気してしまっているがそれも仕方ない。
レッドヴェイロンにレッドアヴァンセレッドアリオンクラレントと、とにかくエリモピクシーきょうだい達は左回り良馬場のマイル重賞で活躍した馬が多い。この条件なら近走不振だろうが何だろうが難なく巻き返したケースも多々あり。
前々走の東京新聞杯はインディチャンプの2着。
馬群の中から伸びてきており、内の偶数番もこの馬にはいいと思う。

プリモシーン。
この馬、騎手の巡り合わせの運がないと言うか何と言うか…。
桜花賞NHKマイルカップターコイズステークスの敗因はク◯騎乗に尽きる。
それらを除けば良馬場のマイル戦では崩れたことがない。牡馬相手にも結果を出している。今回、とにかくスムーズに。それだけを願う。

アエロリット。
これも左回りと右回りで別馬。去年の東京のレースでの内容と戦ってきた相手を考えればここでも上位。
去年のこのレースではややスローに落として負けたので、今回は毎日王冠の時のように逃げる形になるかも。あとは海外遠征明けで状態が戻っているかどうかだけ。

カンタービレ
これも阪神牝馬ステークス敗戦組。内目で包まれて脚を余した感があり、今回は一叩きしてマイルも2度目で前進が見込める。外枠を引いたが、去年は
長く脚を使うようなレースもしており自分から動けそうな分却っていいと思える。

紫苑ステークス勝ちのノームコア。
一線級相手だと及ばないレースが続いており、陣営も今回は胸を借りる立場だとコメントしている。
鞍上が時の人なのでそこは期待できる。
でもみんな考えることは同じで、案の定穴人気になった(苦笑)

ミッキーチャーム。
阪神牝馬ステークスで恵まれた側の馬。
秋華賞2着馬で力はあるものの、陣営のコメントにもあるように関東への輸送は課題。
アエロリットやクロコスミアが主張すれば控えるか突っ張るか、同型との兼ね合いもカギ。
相手関係や展開やコースが変わっても連勝できるほどの力があるかは疑問。

実績は軽く扱えないソウルスターリング
でも骨折明けで常識的には厳しい。
久々に東京マイルの良馬場で走れる点に一縷の望みを託すしかないか…。


デンコウアンジュ
先週までの馬場状態ならこの馬には追い風だったのに…。あと、1分32秒台前半の決着になると持ち時計的に厳しい感も。
ただ、ヴィクトリアマイルはリピーターが多いレース。一昨年の2着馬のこの馬は穴馬の条件に合致する。
前走不得手なはずの小回りコースで結果を出したのでここにきて成長していると都合よく解釈すれば買えないこともない。

ヴィクトリアマイル=荒れるというイメージが強いが、今回に関してはどうか…。

ラッキーライラックは前走不利が堪えたので今回は巻き返せるだろうし、レッドオルガについても、左回り良馬場のマイル戦でエリモピクシーきょうだいは絶対外せない。プリモシーンもスムーズに運べさえすれば良馬場のマイルで崩れるイメージが湧かない。
馬券はこの3頭中心に組み立てたい。