sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

2019 宝塚記念

第60回宝塚記念
この季節らしく、まだ当日の天候がはっきりしないが少し時計がかかる馬場なのは間違いないだろう。


キセキ。
宝塚記念を上半期の集大成とするならば、枠の並び的に今シーズンのG1で川田Jに対して加害者となってしまった方々が近くにいるので、また不利を受ける流れか?と邪推してしまいそうになる…。

ただ並びはともかくとして、自身はこの枠ならもうレース運びに迷いはないだろう。
少々プレッシャーをかけられたとしても、多頭数の外枠に入りハナを取り切るまでにかなり脚を使ってしまった昨年の有馬記念よりもレースはしやすい。
当時の分だけ走れればまず崩れないと見る。


レイデオロ
言うまでもなく実積最上位。今回の出走メンバーとの対戦成績でも優位。ほとんど勝負付けは済んでいるとも思えるほど。
ただ、前走の内容だけがかなり不満。
そもそも今年のドバイSCは例年よりかなり低調なメンバーだったと思う。その中で道中かかり通しで見せ場なく敗戦。衰えがあるのか?と思ってしまうほど呆気なかった。
「初めてのナイター競馬で、環境の変化に戸惑ってしまった」との陣営のコメントが敗戦の言い訳ではないことを祈る。言われてみれば、確かにレース前からいつもと違って落ち着きのない感じはあった。国内に戻った今回も一応当日の落ち着き具合には注意したい。


アルアイン
右回りでは実質崩れたことがない馬(金鯱賞時参照)。上位安定勢力という印象。距離が少し長い感じはあるのでそこだけがやや不安。3~5着のイメージだが、今回も勝ち切れるようなら前走で覚醒したと解釈したい。


リスグラシュー
宝塚記念の傾向とこの馬のこれまでのレースぶりを考えればこの枠はよかったのではないか。国内海外ともに強い相手にも善戦できている、斤量も経験済み、晴雨兼用ということで、逆に地雷かと勘繰ってしまうほどにあまり減点材料が見当たらない。


スワーヴリチャード。
今年の中山記念のレースぶりを見てもやはりこの馬は左回りの方がいいのは間違いない。その左回りでメンバーも手薄だったドバイSCの内容がいかにも物足りなく、自分は評価を下げている。
昨年の大阪杯は鞍上の判断がハマった特殊なレースで、今回もひと工夫必要な立場。そういう意味ではこの枠はプラスと思える点が救いか。


エタリオウ。
前走は一瞬「故障か?」と思ったほどのポツン。
難しいところのある馬だが、昨年のダービーが前半の位置取りでほぼ勝負が決まってしまった中で追い込んでの4着。2着だった菊花賞も例年にないスローの上がり勝負になってしまい、もう少し流れていれば逆転できていた可能性はある。力は確か。

今回話題になっている横山典Jへの鞍上交代について、個人的なイメージでは乗り替わった時はこれまでと違う形のレースで結果を出して「やっぱりノリさんは凄い!」と評価が上がり2走目で人気を背負ってやらかす、というのがしっくり来る。
そのイメージを重視するなら今回は買いであるww


今回はあまり荒れない宝塚記念となりそう。
もしクリンチャー陣営の雨乞いが実れば若干風向きが変わるかも知れないが…。