sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

札幌記念 2022

第58回札幌記念

札幌競馬は今週からCコース。

開幕2週目のAコース施行だった昨年のように時計が速くなればまたマイラータイプの方が有利なレースになるかと思っていたが、中間にかなり降雨があったよう。

土曜日の芝のレースを見る限り、内の先行有利ではあるが若干時計がかかっている。

Cコース替わりとは言え開催5週目の施行となる今年は昨年や一昨年ほどの綺麗な馬場は望めないと見る。

 

 

パンサラッサ。

前走の宝塚記念でやや出負けしたように、もともとゲートはそこまで速くない。

抜群のスタートからダッシュを利かせて、と言うより鞍上がグイグイ促して少々強引にでも先手を取り切る競馬が多いタイプなので枠はもう外の方がよかったかもしれないが、時計を要する馬場で他の馬がスピードに乗りにくいとすればこの馬にはプラスだろう。

 

未勝利戦とは言え、不良馬場で圧勝した実績もあるし、前走後も陣営は「もう少し馬場が渋ってくれた方がよかった」とコメントしている。

距離は2000mがギリギリといった感じだし、中山記念福島記念の内容からも札幌のような小回りコースに替わるのは大歓迎。

同型の出方は気になるが、行き切ってしまえば簡単には止まらない。

 

 

ウインマリリン。

前走宝塚記念は見せ場を作り、復調気配を示した。

競馬の上手なタイプで、スタートしてから無理なく好位が取れるのが魅力。

 

狭いスペースでも怯まない根性があり、並んでからもうひと伸びできる。特に中山で強さを見せているので札幌2000mは合っているはず。

極端な道悪でなければ時計がかかる芝も問題ない。

本当の目標は秋のオールカマーエリザベス女王杯あたりかもしれないが、復調しているなら地力とレース運びの巧さを侮れない。

 

 

ソダシ。

昨年の当レース含め札幌コースは2戦2勝。函館も含めれば北海道は3戦3勝で得意としている。

ただ、いずれも洋芝にしては時計の速い決着だった。

開催2週目のAコースだった昨年と開催5週目のCコースとなる今年の違いに対応が利くかがカギになる。

土曜日がやや重発表。レース当日の芝の時計の出方に注目したい。

 

ベストは間違いなく1600mなので、力のいる馬場だと最後の1ハロンの伸びをやや欠く可能性もある。

幸い天気は晴れ予報なので、少しでも馬場が良くなってスピードを活かせるコンディションになってほしいところ。

 

 

ジャックドール。

高速馬場で好時計を出して勝ってきた馬なので、札幌の洋芝が合うかどうかはやってみないとわからない面がある。

今回は隣のパンサラッサに競りかけるかどうかだが、陣営はハナに拘らず控える競馬も示唆している。

今後のことを考えて新しい競馬のパターンを試すならここは絶好の機会と思える。

 

パンサラッサの方が馬場が合っていそうなのと、試走をしてくるかもしれないという点で今回はあちらが上と見て押さえまで。

 

 

展開はパンサラッサ、ジャックドール、ソダシ、ウインマリリンがある程度兼ね合うと見ている。

ペースが少々速くなっても今の札幌なら前が有利だが、もし競りかけたり早めに捕らえに動く馬がいて更に厳しい流れになった場合は差し馬の台頭もある。

 

グローリーヴェイズは2000mだとやや距離不足、ユーバーレーベンは休み明けは今ひとつ、マカヒキは過度な上積みは期待しづらくどれも展開頼み。

レッドガランは小回り2000mの中山金杯を圧勝しているのは魅力だが、これも展開の助けが欲しい。

 

伏兵ではフィオリキオリも警戒しておきたい。

北海道の洋芝は直近2戦だけたが、前々走は故障した馬の煽りを受けて下げさせられる厳しい形ながら豪快に差し切り勝ち。前走クイーンステークスも直線で詰まって脚を余した形。適性はありそう。

さすがに外を回しては厳しいので、今回に限っては騎手の乗り替わりは鞍上強化と言えるのではないか。あくまでも今回に限っては(笑)

 

鮫島克駿Jならおそらく内めを巧く捌く形に拘って乗ってくれると期待している。嵌まれば3着あたりあるかも。

 

 

流れが速くなっても2枠の2頭が兼ね合うので馬場も考慮して前有利というのが自分のメインシナリオだが、

乱ペースを想定した場合に押さえておきたい存在が多いのでなかなか絞りづらい。

勝負気配「C」で。

 

 

あと、個人的に注目しているのが新潟9レースの閃光特別に出走するロサロッサーナ。

前走で千直に転向して未勝利戦を勝ったばかりだが、それが驚くべき勝ちっぷりだった。

スタートしてハナに立つとあとはそのまま後続を突き放す一方。1000mのレースで5馬身差つくケースはあまりない。

このレースは5月の開催最終週に行われたので、高速馬場の恩恵があったワケでもない。

それにも関わらず翌日の韋駄天ステークスの勝ち時計と同タイムなのだから天晴れ。

 

そう簡単には行かないのが競馬ではあるが、額面通りなら1勝クラスあたりでは次元が違うと思える。

3歳なので斤量も52キロで出走できるし津村さんも確保できた。

枠は微妙だがそれでも狙いたい。

おそらく人気を背負うので、相手本線にルドラクシャとルルルージュを据えて絞って買ってみたい。

札幌記念の資金調達はここでしましょう。