sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

桜花賞 2022

第82回桜花賞

先に言っときます。勝負気配「D」です(苦笑)

 

まずは先週の反省から。

その先週の大阪杯だが、全く的外れな予想をしてしまった。

 

Aコース使用8週目の最終週で、レース当日は少し雨。

見た目にも内がボコボコしていて外の芝の方が綺麗なのは明らかだった。

大阪杯はハイペースだと思っていたのでこれならやはり外からの差しに展開と馬場が向くだろうという見立てだったが、実際はジャックドールとアフリカンゴールドが速い流れを作る展開でも内の先行有利のスピード決着となった。時計も速い。

 

エフフォーリアをどうこう言う以前に、そもそも外差しはほとんど利かない状態。

序盤の先行争いで行きたい馬を行かせて4番手に控えたレイパパレ騎乗の川田さんの判断がまず正解で、更にそれを見る5番手につけたポタジェ&吉田隼さんコンビのポジションがベストだったというレース。

言い訳がましくなるが馬場を読むのが本当に難しかった。

 

さて、その大阪杯の内容を踏まえて今週からはBコース。

思えば昨年も大阪杯まではAコースで、しかも昨年の大阪杯当日は午後からかなりの雨が降り道悪でのレースとなった。

それでも1週後のBコース変わりとなった桜花賞ではソダシがレコードを叩き出す高速馬場に。

今年は更に雨量も少ない状態でのBコース初週なのでまた内有利の高速馬場になると考えるのが自然だろう。

 

土曜日の阪神牝馬ステークスも小頭数の緩い流れでも勝ちタイムは速く内が有利な決着だった。

ただ、もう開催9週目になり使い込まれた馬場であるということにも一応留意はしておきたい。

 

 

狙ってみたいのはベルクレスタ。

デビューからの3戦を見る限りソツなく競馬できるタイプのように思えるが、ここ2戦はチグハグな競馬になってしまっている。

 

8枠スタートだった前々走阪神JFはなかなか馬群がバラけなかったこともあり前に壁を作れずかかり気味に走っていた。

直線に向いていったんは先頭争いに加わる見せ場はあったが、序盤に力んで消耗したぶん伸び切れず最後は失速してしまった。

前走クイーンカップは内枠が当たったが、動きづらいポジションに入ってしまいどんどん位置を下げていってしまう形に。少し間隔が空いていた影響もあったのか、やや行きっぷりがよくない感じもした。

直線入り口では最後方に近いところまで下がり、しかも内で窮屈な位置取り。

進路を探りながらだったがそこからよく追い上げて3着。上がり3Fはメンバー最速。

個人的には、勝ち馬のプレサージュリフトより強い競馬だったと思っている。

 

今回は極端な枠は避けられたし、スムーズに運べさえすればもっとやれる馬。

好位〜中団あたりで運んで巻き返す。

 

 

問題の(?)ナミュール

不安要素を挙げればキリがない。前走チューリップ賞でも少しスムーズさを欠きながらも終いは流石の脚、改めて世代トップクラスの力を見せた。

ただ、前々走阪神JFで出遅れた上に最後の直線で馬場の悪い内を選択したことがアダとなり4着に敗れたことで

チューリップ賞はメイチで臨まなければいけない立場だった。

もともと小柄なタイプの馬なので、減っていた体重がなかなか戻っていないことからも前走からの大きな上積みは見込みづらいかもしれない。

 

大外枠に入りゲートが最後入れになったことで出遅れる可能性は下がったが、このまま内有利の高速馬場が続けばレース運びが難しくなりそう。

 

それでも抜群の切れがあるので何とかできるかもしれない。1600mまでならサークルオブライフより上ではないか。

今より少しでも外差しが利く馬場になってくれば更にプラス。

色々な要因があるのでたまたまだとは思うが、高松宮記念のレシステンシアに大阪杯のエフフォーリアと横山武史騎乗のG1での1番人気馬が2週連続で馬券外に敗れている。今回も1番人気濃厚。

そろそろ何とかしてもらいたい。

 

 

サークルオブライフ。

戦績やレースぶりからいかにも使われてよくなるタイプに見える。

近年の国枝厩舎の傾向から考えると珍しく前哨戦を使ってきた。

馬場を考えて、いつになく積極的に運ぶ競馬。試走の意味合いも強く3着に敗れたこと自体はあまり気にしなくていいだろう。

 

内有利の高速馬場のままなら前走チューリップ賞の経験が生きる可能性もあるが、外枠に入ったのでやはり少しでも外差しが利く馬場になってほしいところ。

いかにもオークス向きな印象なので、あまりスピード偏重の決着は歓迎できないだろう。

 

前がやり合うようなハイペースになって前崩れの展開にでもなれば一気に台頭する余地もある。

このあたりは難しいところである。

 

 

ウォーターナビレラ。

前走チューリップ賞は直線の内で行き場をなくす場面があり、追い出しが遅れて5着と勿体無い競馬だった。

レースセンスはいいし枠も申し分ないので、内有利の高速馬場ならこの馬にはプラス。

どうしても1600mはやや長い印象なので個人的には手を出しづらいが、お誂え向きではある。

 

 

アルーリングウェイ。

こちらもお誂え向き感あり。

母系がアルーリングアクトの系統ということもあり短距離志向の血統で前走だけで1600mの適性があると言い切れないところはあるものの、その前走エルフィンステークスはなかなかいい内容。

 

スッと先行していいポジションが取れたし、当時の中京の3歳限定戦で勝ち時計1分34秒0は優秀な部類。

決して内有利だったワケでもなく直線は馬場のいいところに持ち出しながらの形だったが余裕を持って抜け出した。

 

前々走もほぼ勝ちパターンだったが、後にシンザン記念を勝つマテンロウオリオンの豪脚にやられてしまった形で悲観する内容ではない。

馬場と枠順の恩恵を受け、ただの早熟短距離馬ではないところを見せてもらいたい。

決して、叔母のアルーリングボイスの悪口を言ってるワケではないので悪しからずww

 

 

パーソナルハイ。

2歳時は逃げに転じて成績を上げてきていたが、前々走阪神JFは大外枠から行き切れなかったし前走フラワーカップは出遅れ。

控える形だと味が出ない感じで、最近は自分の競馬ができていない。

 

今回は内の偶数番を引けたのでもう戦法に迷いはないだろう。

ダートの短距離を使われてきたカフジテトラゴンも内の偶数番に入ったので同型もカギになるが、今度こそ前で運んでほしい。

赤松賞ではスローで運べたとは言えナミュールの2着。

自分の形に持ち込めればしぶとい。先週の大阪杯は高速馬場の中、ディープインパクト産駒のワンツー決着。

今回の桜花賞ディープインパクト産駒はこの馬だけ。

過度な期待は禁物だが馬場を味方にできれば一発あるかもしれない。

 

 

あとはプレサージュリフトやライラックあたりも気になるが、プレサージュリフトはどうしても関西初参戦がどうなのかという懸念が付き纏うしライラックもここよりオークス向きな感じがする。

 

あまり外を通ると厳しい高速馬場になると想定しているが芝が使い込まれているというのも事実なので、もしもレース当日に外差し傾向の馬場にシフトするようなことがあれば、あっさり手の平を返してナミュールとサークルオブライフとライラックをガッツリ買おうと思っている。