sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

チャンピオンズカップ 2019

第20回チャンピオンズカップ
観光気分の外国人騎手がレースに関係ないところで話題を提供している。余計なことして予想を引っかきまわさないでほしい(苦笑)


昨年の2着馬ウェスタールンド。
その昨年は1頭離れた最後方から直線は空いた内をスルスル伸びてきて、「ワープ」などと言われた。特殊な形で再現性は低いレースぶりだったと思う。
だが、前走みやこステークスは中団で運んで4角でマクり気味に上がっていく積極的な競馬。乗り替わりで新味が出た感じ。
捌きが強引で他馬に不利を与えたのはいただけないが、今なら後方ポツン一辺倒のレースにはならないだろう。前走は骨折休養明け。鞍上も2度目。
もともと末脚は確かで、レース運びにも幅が出来た。更に前進可能とみる。


インティ。
前走みやこステークスが大敗。
リアンヴェリテとスマハマも譲らず、競り合う形で超ハイペースの展開を作ってしまったワケだが59キロを背負って休み明けだったことを考えれば
あそこまで無理をしてハナ争いに加わる必要があったのか。最終コーナーでは不利も受け、ズルズル下がっていって終了。
過去に逃げられなかったケースでも番手の競馬で結果を出している馬なので控える選択もあったように思う。

今年のかしわ記念も、スタートでやや後手を踏んでドリームキラリにハナを譲らざるを得ない展開だった。また、オールブラッシュが早めに進出して外から被せてきたことでこの馬も
早めに動いていく形になって厳しかったがそれでも2着に粘っている。逃げられないと脆い、というイメージが先行してる気がするが実際は逃げられなくてもある程度対応できている。
そういう理由もあり、前走の川田Jの騎乗ぶりが非難されているのも仕方ないと思う。精神面も含めてダメージが残る負け方だったのでは、という懸念がある。

しかし今回は大きく条件が変わる。
59キロを背負った休み明けからの2戦目で乗り慣れた騎手に戻る。
リアンヴェリテもスマハマもドリームキラリもオールブラッシュもいない。そして出走してくればハナを切るだろうと予想されていたメイショウワザシは除外。邪魔者は消えた。
更に今回のメンバーの中で先手を主張する可能性があるロンドンタウンやワイドファラオやテーオーエナジーはみんな外枠。更に更に自身は内の偶数番。これならすんなり逃げられるはず。
お誂え向きすぎてアンチ武豊の人達がヤラセだの忖度だの騒ぎ出しそうである(笑)
前走でダメージが残ってないかという不安要素以外は買い要素しかない。



未知の魅力にあふれるクリソベリル。
いるかいらないか迷うところだが自分は「いる」派である。
確かに一線級と対戦していないし、今年の3歳馬のレベルも微妙。
昨年のルヴァンスレーヴほどの説得力はないのは承知の上。
それでもこんな人気で買えるのは今回が最後になるのでは、と思っている。
ここで大敗でもしたら名前を文字って「クソ低レベル」とか呼ばれることになるだろうから頑張ってもらいたいww


ゴールドドリーム
長らくダート界の上位安定勢力。休み明けの南部杯を叩いての参戦も予定通り。
しかしその前走南部杯があまりに物足りない。もともと休み明けでもそれなりに結果を出せている馬なのにどうしたことか。
先着を許したサンライズノヴァもアルクトスもこれまで戦ってきた相手に比べれば力は落ちる存在。
見せ場も作れず、地方馬のモジアナフレイバーを何とか捕らえての3着。
2年前にも休み明けの南部杯で5着に敗れてから巻き返しに成功しているが、当時より明らかに低レベルなメンバーでのこの3着は評価できない。
順当に良化していればいいが…。


オメガパフューム。
戦績が示す通り、左回りより右回りの方がいい馬。帝王賞東京大賞典での走りとチャンピオンズカップフェブラリーステークスでの走りが全然違う。
ただ、前走JBCクラシックではデムーロが「勝った!」と勘違いしたほど接戦の2着。初めて左回りで連対し、克服の兆しは見えたか。
お騒がせ男のデットーリが乗ってどう変わってくるかがポイントになる。

しかし例のSNS投稿の件、「秘書がやりました」ってオマエは山尾志〇里かww
JRAさん、そんな言い訳通用すんの? 問題の本質は秘書がやったか本人がやったかという点ではないのでは?
デットーリは厳重注意で騎乗停止などの処分はないとのこと。
先日も寿司職人を体験する様子をインスタにアップしていて、日本観光を楽しんでいらっしゃる模様。
本業の方ではあんまりやる気ないんなら帰国してもらった方が取捨に悩む馬が増えなくて助かるんだが…。


チュウワウィザード。
これまで1度も3着以下がない馬。複勝率100%。
東海ステークスがインティから2馬身差の2着。オメガパフュームには前走は接戦の末勝利したものの、相手の得意条件の右回りの帝王賞では完敗だった。
安定感はあるが力関係は不利で他に強い相手もいる今回、勝ち切るまでは厳しいという評価が妥当。


サトノティターン
「ふらふら走っています」の実況でお馴染み(?)の馬。
もう少し距離は欲しい感じはあるが左回りのダートでは安定感があるので相手が強いここでも楽しみはあるのでは。
前走はリステッドでは力が違う勝ちっぷり。ヘタルケおじさんからムーアに替わって前進を期待する。


モズアトラクション。
追い込み脚質で、陣営も展開の助けがないと厳しいとの見解を示している。
アテにしづらい馬だがそれでも気になった理由はこの枠。
もし昨年のウェスタールンドみたいなレースができれば1発ありそう。
外を回すと厳しいのはわかりきっているので、イチかバチかのレースをちょっと期待している。


基本的にはインティの単騎逃げで淡々としたペースになると見ているが、厳しいペースになった時のことも一応想定して差し馬もカバーする作戦でいこうと思う。