sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

ジャパンカップ 2019

第39回ジャパンカップ
ただでさえ難解なのに、府中は雨が降り続き不良馬場。今日の東京の芝のレースは外国人祭り状態だったが明日はどうなるか…。
明日の朝には止むようなので、レース時は重~やや重発表かと想定している。あまり道悪の経験がない馬が多いので難しいが、道悪で浮上できそうな馬を探す。


エタリオウ。
昨年の菊花賞は、自分は当初レースレベルを疑っていたが結局はハイレベルなメンバー構成だった。その2着馬。
今春は状態がひと息だったと思う。天皇賞(春)が始まるまでは「最強のシルバーコレクター」とか言われていた馬。気難しい面がありどうしても後ろからのレースばかりが続いているが、高速時計の上がり勝負にはならないであろう今回はこの馬にとってプラス。道悪は未知な部分があるが、時計がかかった方がいいのは間違いない。
前走の京都大賞典が5着。開幕週の良馬場で完全に内先行有利のレースの中で最後方からよく追い上げた。
走っていないワケではなく、状態は持ち直せている。今回もポツンは覚悟しなくてはいけないが、今日の不良馬場から少しだけ回復して外差しが決まる重~やや重になれば理想的と思う。
今までスピードと瞬発力が求められるレースばかりだったので、パワーとスタミナが要求されるレースになりそうな今回で変わり身に期待。


シュヴァルグラン
過去このレースが3、1、4着。昨年の4着は時計が早すぎて苦しくなった印象。その次走の有馬記念は時計のかかる荒れ気味の馬場で巻き返して見せた。
3着止まりだったのは不利な8枠だった分。有馬記念で8枠が馬券になったこと自体が2008年以来で、しかもその時は14頭立て。上手く乗られたこともあるがこの馬はフルゲートの8枠で3着だから価値がある。
2016年のジャパンカップが3着。当時は内が荒れ気味でやや重発表の馬場だった。
年齢を重ねたことで良馬場の時計勝負で一線級と勝負するのは厳しくなっているかもしれないが、そうはなりそうもない今回はこの馬の底力を見直す。


ユーキャンスマイル。
今回のメンバー中、天皇賞(秋)の最先着馬。
右回りと左回りでは別馬のようなレースぶり。
長距離専門と思われたが2000にも対応して成長を見せている。前走では後方からだったとはいえアーモンドアイを凌ぐ最速上がりで2着争いに加わった。2400の方がレースはしやすそうで今回は有望。
ただ、道悪に関してはもう何とも言えない。その点がどうかだけ。


ワグネリアン
今のこの馬には2400は少し長いのかもしれないがようやく内枠を引けたのでレースはしやすくなる。
良馬場の方がいいのは間違いないが、荒れ気味の馬場でもそれなりに走れている。皐月賞の時に福永Jも、「道悪でもノメる感じはなかった」とコメントしていた。
これからの馬場の回復具合にもよるが、ある程度までは我慢がきくのではないか。
だとすれば、不利な外枠で厳しいレースだった前走から巻き返せる。


スワーヴリチャード。
昨年のジャパンカップが3着。スタートで寄られる不利があって10着だった天皇賞(秋)から巻き返した形。今年の天皇賞(秋)はレース自体はスムーズだったので正直物足りない。速い時計の勝負だと厳しくなっているのかもしれない。そういう意味では今回の方が条件はいいが、道悪は未知数。パワーはありそうなタイプではあるが…。
今年のレースぶりから大きな上積みまでは見込みづらい現状、押さえまで。


斤量53キロのカレンブーケドールは案外道悪を苦にしないかもしれないが、今年の3歳馬は少し手を出しづらい。

レイデオロは今年に入っての3戦があまりにも物足りない。ドバイSC宝塚記念では、昨年まではあまり見られなかったイレ込みがかなりキツく、レース前から消耗していた印象。
オールカマーでは下見所から落ち着いていたので立ち直ったかと思ったが、小粒なメンバーだったのに4着が精一杯。得意の東京に戻りビュイックJに乗り替わりでも厳しい。

ムイトオブリガードはルーラーシップ産駒ではあるが道悪は苦手なタイプと見る。

ルックトゥワイスもステイゴールド産駒だがパンパンの良馬場の方がいいタイプだと思う。藤原厩舎の叩き2走目、福永Jから外国人に乗り替わりでお誂え向きな感もあるが強くは推せない。

ダンビュライトは雨が昼まで残って馬場の回復が遅れれば他が苦にする分浮上のチャンスがありそう。


終わってみれば友道厩舎、という結果になることを期待したい。

もう京阪杯でリナーテとライトオンキューから勝負した方が利口なんじゃないか、と思うくらいジャパンカップは難解である(笑)