sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

ジャパンカップ 2022

第42回ジャパンカップ

先週から東京はCコース替わり。

その先週は内の先行が若干有利にも映ったが、今週は中間に降雨があり土曜日も少しとはいえ降雨。

開催最終日でもあるので、ある程度は外差しも勝負になる馬場状態になるだろう。

時計の出方も水準程度で極端な高速化はないとみる。

 

ユニコーンライオン以外にハナに拘るタイプもいないので、平均~スローで流れて直線で横一杯に広がっての決め手勝負になりそう。

 

 

 

懲りずに、しつこく。昨年狙って失敗したが今年もユーバーレーベンから入りたい。

前走天皇賞秋はこの馬にとってはさすがに時計も上がりも速すぎた。

2番手以下は1000m通過が1分程度だったので、パンサラッサ以外はスローの瞬発力勝負だったとも言える。

この馬なりに伸びてはいて、状態は確実に良化していることを伺わせる内容。

 

天皇賞秋当時はBコース初週で今回は開催最終日のCコース替わり2週目。

少しでも時計がかかればその方がいいし距離も2400mに伸びた方がいい。

東京2400mは内枠有利のデータがあるが、どうせ後方からなのだからこの外枠も迷いが消えてプラスと見たい。

一瞬の切れというよりは長く脚を使うタイプなので、距離ロスよりも自分が動きたいタイミングで動いていけるメリットの方が若干上回るのではないか。

2~3歳時の成績を見れば「叩き3走目の馬」と捉えることもできる。

 

外差し傾向の馬場だった昨年の当レースは、最後の直線でブルームがタイトに回ってきた影響もあってスムーズに外に出すことができず内に切れ込んでいく形で6着。

上位は外を突いてきた馬ばかりだったので、ロスの大きい勿体ない競馬だった。

スムーズなら2着争いには加われたはず。

今回のメンバー構成なら自分の競馬さえできれば確実に上位争い可能な力がある。

 

 

シャフリヤール。

案の定、前走天皇賞秋はメイチでなかった模様。

それでも差し脚質でないジャックドールにすら上がりタイムで劣ったのは不満だし、距離も2000mくらいの方がいい印象だったので案外な負け方だった。

 

とは言え叩き2走目にきっちり仕上げて内容も着順も上げてくる傾向の厩舎なので、天皇賞秋の前の時点で「メインターゲットはジャパンカップ」とはっきりコメントしていたことは素直に受け止めたいと思う。

 

全幅の信頼とまではいかないがこのメンバーなら上位評価。

 

 

ヴェラアズール。

ムーアさんが乗るので買い。以上です!

‥で終わりたいところだがもう少し。

 

脚元の不安からダートを使われていたようだが、今年春に芝に転向してから躍進。

前走京都大賞典では目黒記念勝ち馬のボッケリーニとマーメイドステークス勝ち馬のウインマイティーを全く問題にしなかったし、前々走ジューンステークスでものちにアルゼンチン共和国杯を勝つブレークアップを下している。

 

芝のレース全5戦中4戦で上がり最速をマーク。東京に実績もあり、決め手だけならいきなり通用しても不思議ない。

 

 

ヴェルトライゼンデ。

レーンさんが乗るので買い。以上です!

‥で終わりたいところだがもう少しww

 

エリザベス女王杯のデアリングタクトの走りからは前走オールカマーの敗因がトラックバイアスだけとは限らなくなってきたが、そもそも前走が目標ではなかったはずだし中山2200mよりは東京2400mが向くのは明らか。

 

通算成績が(3.4.1.3)で着外に敗れた3回は全て右回りのレース。左回りは(1.1.1.0)とサンプルが少ないものの、コントレイルとサリオス以外には先着されたことがない。長期休養明けの鳴尾記念ではジェラルディーナを下している。左回りに変わるのはプラスと見たい。

ワールドプレミアの半弟で父ドリームジャーニーなら早熟ということもないだろう。

ここは本領発揮の場。

 

 

ダノンベルーガ

堀師の会見。

「距離の2400mを走るには少し工夫が必要と感じている。」

Q 工夫が必要とのことですが、具体的にはどのような?

「それは教えられません!」

 

これを聞いて買う気が失せてきた(笑)

ダービーの内容だけではまだ決めつけられないものの距離は2000m前後がベストで2400mはやや長いのでは、という印象は持っていたがこう濁されると何だかケチをつけたくなる。

 

現3歳世代はこのところ活躍が目立つしこの馬も、とも思うが結局対イクイノックスは3戦3敗。

そして対アスクビクターモアは1勝1敗。2000mの皐月賞で先着し距離が延びたダービーで逆転されている。

世代の中で力上位ではあるがトップとまではまだ言えない現状。

ここは押さえまでの評価に留めたい。

 

 

テーオーロイヤル。

天皇賞春の結果とレースぶりから測ればここで通用しても不思議はない馬。

前走アルゼンチン共和国杯は逃げていたキングオブドラゴンが直線で内ラチに衝突する事故があり、その煽りを食う形で不利を受けての6着。

他にも不利を受けた馬が上位にきているのがやや不満ではあるが、鞍上のコメントによると見た目以上に堪えたとのこと。

 

距離はもっとあった方がいいだろうが、ダイヤモンドステークスの強い勝ちぶりから東京コースがマイナスになることはないと見る。

いつも安定して好位置が取れる馬。少しでも時計を要せば立ち回りの巧さと豊富なスタミナが活きて出番があるかもしれない。

 

 

さて外国馬の取捨。

毎年基本的にほぼ日本の馬だけで馬券を組み立てているのだが、今年から東京競馬場内に国際厩舎が新設され10月から稼働している。

当然、これまでより移動の負担がかなり軽減されることになり、これがどこまで外国馬に好影響をもたらすか何せ初めてなのでわからないことだらけ。

 

昨年の当レースで5着だったグランドグローリーと鞍上にルメールさんを配してきたオネストくらいは押さえておいた方がいいのか…。

 

いや、外国馬を買うくらいならまだデアリングタクトを押さえた方がいい気もする。

このあたりが悩ましいところである。

 

馬券はユーバーレーベンを中心に、相手をどう絞っていくかというところ。

勝負気配は「C」としておきます。