sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

マイルチャンピオンシップ 2019

第36回マイルCS

正直、ダノンプレミアムとアルアインペルシアンナイトしか見えない。

この3頭のうち、最低でも2頭は馬券圏内に絡むからあとは念のため相手にダノンキングリーとインディチャンプ。展開、馬場状態、枠順からして穴で面白そうなグァンチャーレあたりまで押さえておけば当たるんじゃね?…と思っているww

 

 

ダノンプレミアムはもう自分との戦い。それにつきる。

天皇賞(秋)の結果は、安田記念がいかに事故で壊れたレースであったかを改めて示したと思う。その安田記念、出遅れまではいかないがスタートで半馬身ほど出負けしてそれをリカバリーするため前に行こうとしたところをロジクライにぶつけられてズルっと

下がってしまった。

確かに大きな不利だったが、天皇賞(秋)の時にも触れたように当時はそもそも状態がよくなかったと思う。

安田記念時のパドック映像と他のレースのパドック映像を見比べると明らかに様子がおかしかった。

とにかくレース前からイライラして発汗も目立ち、ゲート内でもいつになくソワソワしていた。この辺りがスタートでやや出負けしたことにも影響していると思われる。

 

とにかく、普通の状態で普通に走れさえすればアーモンドアイのいないここでは間違いなく力は上。

Cコース変わりに伴いおそらく内有利の馬場になるのでスローペース見込みの今回は外目の枠を不安視する声もあるが、スタートしてから最初のコーナーまで距離があるコースなのでどこかで内に入れることは可能だろう。

同じ京都1600でドスローの展開になったマイラーズカップでもあっさり2番手で折り合っていた。

さすがにあの時までは遅くもならないだろうし、どんな展開でも対応可。

今年の川田Jの流れ的にこの馬自身は2着か3着で、勝つのは外国人のどなたか…という顛末かもしれないがどうなるか楽しみである(笑)

 

 

アルアイン

前走天皇賞(秋)が大敗。昨年の天皇賞(秋)が4着だったので大きく着順を落としたことになるが、昨年はオールカマーを使ってからの臨戦で、真ん中の偶数番からすんなりとキセキの2番手につけ内めを先行してのもの。

今年は宝塚記念以来の臨戦で、東京2000の多頭数のレースではかなり不利な大外枠。

実際ずっと外を回らされていたしあれでは厳しい。

 

もう3~4回ほど同じことを書いてる気がするが、この馬はもともと左回りは今ひとつで右回りの方がいいタイプ。

前走大敗は度外視でいい。自分からすればむしろこれでマイルCSで少しでも人気を落とすならありがたい、とニヤけていたほどであるww

阪神や中山がベストだが京都も悪くはない。ゴール前で気を抜くようなクセがあるとのことで、実際昨年の当レースでもそんな素振りを見せていたので乗り慣れた騎手の方がよかったのでは、という見方もできるが「天皇賞を叩いて仕上げときましたので、どうぞムーアさん」という感じで手が回ってきたのだからそこは騎手も何とかするだろうということで。

 

今年の戦績だけ見ても、

金鯱賞→左回りで相手も強かった。

大阪杯阪神内回り2000は得意で勝ち負けできる条件。

宝塚記念阪神内回りだが、微妙に距離が長かった。

天皇賞(秋)→悪条件が重なった。

今回→今年走ったコースの中では阪神2000の次に得意な条件。

…となる。巻き返せる。

 

 

ペルシアンナイト。

もう3~4回ほど同じことを書いてる気がするが、この馬も左回りは今ひとつで右回りの方がいいタイプ。

右回りの1600~1800あたりがベストで2000も守備範囲ではあるが一線級相手だとちょっと厳しくなる印象。

当レースは一昨年が1着、昨年が2着で今回も充分勝負になる。

今年の戦績を見ると物足りないものを感じるかもしれないが、

金鯱賞→左回りで相手も強かった。

 

大阪杯→当日の馬場は少し荒れ気味で時計がかかるが外差しはききにくい状態で自身は外めの枠。その上に落ち着いた流れで内の先行有利な展開になり出番なし。

 

安田記念→例のロジクライ事故のあおりでスタート直後にアーモンドアイとロードクエストの間に挟まれる形になり、最後方まで下げられてしまう。

被害の程度としてはダノンプレミアムより大きかった。この馬に東京1600の高速馬場が向くとは思えないが、それ以前にそもそもレースに参加させてもらえていない。

 

札幌記念→力は出せたが一線級相手の2000だと少し足りない。

 

毎日王冠→1800への距離短縮である程度前進は見せての4着。

ベストではない左回りでG2。ある程度先を見据えた仕上げでもあったと思う。

 

今回→得意条件。

 

このマイルCSまで負け続けてくれたことで少しでも人気が落ちるならありがたい、とほくそ笑んでいたところ。今回は適性の差で巻き返せる。

 

 

ダノンキングリー。

前走毎日王冠が出遅れての大外一気という大味な競馬でアエロリットとインディチャンプを差し切って勝利。強い勝ちっぷりだったのは確か。

共同通信杯勝ちにダービー2着の実績もある東京がベストだが、中山もこなしているので右回り自体に不安はない。本来はゲートにも不安があるわけでもないので前走の出遅れはたまたまだと思う。横山典Jはこのレース過去3勝で相性もいい。

 

毎日王冠当週の他の芝のレースを見てみると開幕週でも案外外差しも馬券になっていたという点、関西への輸送が初という点、ここにきて3歳世代のレベルが疑わしくなってきている点。あとはこの枠。グァンチャーレとマイスタイルを行かせてから好位に取りつくといういいイメージがしやすい反面、もし前走のように出遅れたらポツン濃厚という危険性も孕んでいて諸刃の剣だと思う。

これらの点からやや割引で押さえまでの評価。

 

 

インディチャンプ。

決してインディチャンプが弱いと言いたいわけではない。しかし安田記念は力通りに決まったレースではないというのは留意しておかないといけないと思う。

この馬に関しては、右回りがダメというほどではないが左回りの方がいいタイプである。また、ある程度流れてほしいクチでスローペースになりそうな今回はマイラーズカップの時みたく馬が力んでしまわないように運べるかもカギになりそう。

 

福永Jから池添Jに乗り替わりとなってしまったが有力な騎手がほとんど先約があった状況下、空いている騎手の中ではいい人選だったのではないかと思う。

ただ「池添Jは過去にマイルCS3勝でノリと並んで現役最多タイだからこのレースと相性がいい!」という主旨の記事を目にするが、これに関してはあまり真に受けない方がいい。3勝のうち2勝は、その昔この戦線で力が抜けていたデュランダルで連覇してのもの。

3勝以外はすべて着外で、横山典Jと違って2着もない。メディアが騒ぐほどに相性抜群だとは思わない。押さえまでの評価。

 

 

グァンチャーレ

マイラーズカップが押し出される形でハナに行っての2着。安田記念は事故に巻き込まれずアエロリットの2番手にうまくつけられて4着。7歳だが徐々に力をつけてきている。

Cコース初週でハナに拘るタイプもいないメンバー構成で内の偶数番に入った今回、

同じように積極策でひと押しきけば穴を開ける場面があるかもしれない。

隣のマイスタイルの出方はカギになりそうだが、マイスタイルは2000の函館記念では逃げ切って勝っているものの1600以下のレースでは別にハナに拘る競馬はしていない。

兼ね合いはつきそう。

 

 

レイエンダ。

ここに入ると相手関係が厳しいのは間違いないし、この馬自身気性的なものなのかポカもあるタイプで全くアテにできない。

ルメールが気楽な立場で乗れる機会があまりないので、その点だけで押さえるかどうかというところ。

 

 

ダイアトニック。

前走スワンステークスが大外から豪快に脚を伸ばして2着をハナ差競り落としての差し切り。派手な勝ちっぷりとスミヨンJの勢いが評価されて人気になっているのだと思う。ただ、スワンステークス当時はAコース最終週。同じ京都外回りでもCコース初週の今回とは違う馬場状態になる。相手関係も含めて前走は再現性の低いレースだった思う。

距離も1600は守備範囲ではあるが1400がベストな印象。ここは見送り。

また来日したいと思ってもらえるよう、短期免許外国人の方々には均等にお土産が行き渡るようにしないといけないのでここはスミヨンの順番ではないということで。

(個人の想像です。根拠は全くありませんww)

 

 

G1は外人、外人、川田。今回もそれで決まるなら内訳はムーアとマーフィーでよろしくお願いします。