sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

2019天皇賞・秋

第160回天皇賞(秋)
どう考えても荒れる要素は少ない。
いかに効率よく絞っていけるか、そこが焦点のレースと思っている。

まずはアーモンドアイ。
安田記念の敗因は今さら言うまでもなくスタートでの不利が堪えた。最後の直線で少し詰まる場面もあって、それでもスムーズに運べていた1、2着馬に迫ったのは流石。Bコース初週で内の偶数番を引けたし当然主力。


ワグネリアン
今年に入ってまだ2戦。内訳は大阪杯3着札幌記念4着だが体調が整わずプラン通りに使えていない中で、加えて条件が向いてるとは言い難い小回りコース。前走札幌記念に関しては落鉄もあったとのこと。力は見せている。
広いコースの方が向くのは明らかで、これまでこの馬が強いパフォーマンスをしている舞台は東京と阪神外回り。
ダービー馬ではあるが少し胴が詰まり気味の体型、母系の血統からも古馬になった今は2400よりは2000や1600くらいの方がいいのではないか。
諸々の要素を踏まえればここは上積みしかないと思えるのだが、不利な外枠に入ったことで若干ケチがついてる感じ。
昨年のダービーで外枠からうまく好位を取って結果を出したのでその時のイメージが鞍上にもあるかもしれないがあまり好位を取ることに固執せず、中団あたりからでも大丈夫だろうという気持ちで悠然と臨んでもらいたい。


ダノンプレミアム。
前走の安田記念で大敗。アーモンドアイとは違ってこの馬に関してはスタートでの不利が全て…とは一概に言えない面があると思う。
前走時、それまでのダノンプレミアムからは考えられないほどに下見所から落ち着きがなくチャカつきっぱなし。レースでも、ロジクライに寄られる以前にそもそもスタートで少し立ち遅れ気味だった。
気性にもゲートにも難のなかったこの馬にしては信じられない姿。レース後に歩様に異常が見られたとのことで川田Jが下馬。結果的には大事に至らなかったようで、一部界隈から「偽装故障」とか揶揄される始末(苦笑)
タックルを食らう不利がなくても果たしてどうだったのか…。今年に入って突然気性の難しいところを出して崩れたレイデオロのようにならないことを願いたい。
しかし、立て直せているのならやっぱり注目。
レース運びのうまいタイプだし、もともと間隔をあけながら結果を出している馬なので安田記念からの直行もかえってよさそう。金鯱賞で負かしたメンバーがハイレベルでここでも見劣りしない。
安田記念は自滅プラス不利でアエロリットに序盤楽をさせてしまう形になったが今度は違う。


サートゥルナーリア。
この馬の扱いが今年の天秋の最大のポイント。
皐月賞の辛勝とダービーの敗戦を見ても、やはりこの馬はスローペースの瞬発力勝負には強いがいい脚が長く持続するタイプではない気がする。
その点で今回は不安。
この辺りの疑問点は、適距離も含めて今回である程度答えが出そう。さてどうなるか。
馬券の点数を絞りたいがために無理やりこじつけている憐れなオッサンと笑わば笑えww

スワーヴリチャード。
もともと右回りより左周りの方がいいタイプで、東京では2.2.2.1。着外の1回も昨年の天皇賞(秋)でスタートでヨレたマカヒキにタックルされて後手を踏む不利があってのもの。まともなら今回はベスト条件のはず。内の偶数番も引けた。正直、これまでのレースぶりからはアーモンドアイを逆転するところまでは厳しいと思うがどこまでやれるか。

アエロリット。
2000は少し長い感じがあり過信はできないものの先行したい馬はいるがハナに拘るタイプは少ないメンバー構成なので、今回も自分の競馬はできそう。
Bコース初週の馬場を味方に粘り込める余地はある。
ただ、安田記念の時にも触れたがダノンプレミアムが本来のレースぶりで本来の力を発揮できるのならこの馬は難しい立場になる。序盤の隊列に注目。



基本的にアーモンドアイを軸、相手本線がサートゥルナーリアにするか4歳クラシック勢にするかで意見が別れる感じになりそう。