今週から京都競馬が開幕。中間の降雨はほとんどなく、5日金曜日発表のクッション値は9.3。
関東の方は引き続き中山開催。Aコース使用の年末の有馬記念やホープフルステークスの時も降雨が少なく馬場状態は良好だった。
そして正月中も降雨はほとんどなし。更に年始からCコースに替わる。
5日金曜日発表のクッション値は10.1。
6日も天候は大丈夫そう。今年は東西ともに、開幕週の良馬場というイメージを例年より強く持った方がいいだろう。
まずは京都金杯。
基本的には内枠の先行馬を狙うつもりだったが、思ったより行きたいタイプが揃った。
④トゥードジボンかセルバーグがハナに行く有力候補。
前走が勿体ない競馬になってしまった⑪セッションも今回こそはと先行してくるだろう。
⑮ドーブネや⑰フリームファクシも外枠に入ってしまったので積極策だろう。
開幕週なのでそれでも先行勢に注意だが、あまり外を回さなければ差しの台頭がありそう。
というわけで②コレぺティトール。
前走元町ステークスが快勝。それまでジワジワと馬体を減らしていたのでプラス12キロだったのもよかったのだろう。
鞍上お得意のイン突きもピッタリはまったとは言え、時計も上がりも優秀で本格化を思わせる内容だった。
その前走は1800mのレースだったが、4走前に札幌1500mで勝った時のルメールさんのジャッジが「距離はこのくらいがよさそう」とのこと。
3走前と前々走は1600mで少し足りずに敗れているがどちらも最後の直線で大外を回しての結果で、自身の脚はしっかり使えている。
1600mが向かないということはないだろう。
今回、この枠順でこの鞍上なら外を回さず内を突いてくる競馬だろう。
京都外回りなら他のコースより捌きやすいし、少し前が速くなってくれれば理想的。
斤量も最軽量の54キロと恵まれた。ここは狙う。
⑭アルナシーム。
この馬も前走が本格化を思わせる内容。もともと小柄な馬なので徐々に馬体を増やしているのもいい傾向だろう。
枠はもう少し真ん中寄りがよかったが、今なら1600mでも極端に置かれることはないはず。
もともと、超出世レースとなった2021年の朝日杯FSで4着に入った素質馬。
ハイレベル世代の遅れてきた大物的な存在にならないものかと期待している。
⑪セッション。
降雨がほとんどない開幕週の良馬場である以上、ある程度ペースが速くなったとしても先行勢を無視するわけには行かない。
その先行勢の中ではこの馬を買いたい。
前走キャピタルステークスは控える競馬になったが、外枠とはいえ少頭数だったしスタートもよかった。やや消極的な騎乗だったと思う。
実際序盤の位置取り争いが最後まで響いて4着どまり。
今回はまた坂井Jに手が戻り、これまでの競馬を見ても先行してくるだろう。
自身は逃げたいタイプでもないので、行きたい馬を何頭か行かせて好位が取れれば理想的。1分31秒台の持ち時計もあり高速化も望むところ。
⑦タイムトゥヘヴン。
このところ、後方から大外一気にかける競馬しかしていない。
珍しく外を回さずに直線に向いた前々走の富士ステークスではずらり前が壁と、何とも流れが悪いので鞍上の乗り替わりはプラスに捉えたい。
中京開催だった昨年の京都金杯では直線でインを突く形を取り、捌きに手間取りはしたが上がり3Fメンバー最速の脚を使って7着。必ずしも大外一辺倒という馬ではないはず。
毎回自分の脚は使えているのであとは捌きひとつ。
初めてなので何とも言えない部分はあるが、京都外回りコースは向くと見ている。
穴はこの馬。
⑮ドーブネはトップハンデ58.5キロがキツいしこの枠も脚質を考えればマイナス。
直近2走1600mで連勝しているが、スローな流れでマイペースが叶ってのもの。
ここは厳しいと見る。
⑰フリームファクシは力んで走る面があるので距離を詰めてきたが、この外枠からうまく制御できるかが疑問。
⑱アヴェラーレは偽ルメールとか揶揄されているルメートルさんが全くの未知数なのに開幕週での大外枠。馬の力は認めるも狙いづらい。
馬券は②コレぺティトールからがいいと思っている。
あとは中山金杯。
こちらは枠順と脚質でがっちり絞っていきたいと思う。
まずは②アラタ。
昨年の当レースが、前走からプラス24キロで状態は今ひとつだった中で4着。
少し立ち遅れ気味のスタートから道中は中団。最後も外を回して伸びてくる形だったが過去の中山金杯の傾向通り外を回した馬には厳しいレースになった。
その後の金鯱賞で巻き返したように力はあるし、狭いスペースを割れるところも見せた。
今回は内の偶数番を引けたので、昨年の巴賞のようなレース運びができれば昨年より前進できる。
⑪ゴールデンハインド。
おそらくもう腹は決まっていると思う。オークスの結果と内容を見れば、この馬はやはり強引にでもハナに行った方が持ち味が活きるタイプだろう。
もちろん同型がカギになるが、主張してくるとすればホウオウアマゾンくらいか。
1400mや1600mでも先行するスピードの持ち主なので少々厄介だが、最近は以前ほどの行きっぷりは鳴りを潜めているしあちらは斤量58キロに対してゴールデンハインドは54キロ。
レース序盤のホウオウアマゾンとの争いさえ制することができれば逃げの手は叶うはず。Cコース替わりを味方にできる。
③リカンカブール。
人気しないだろうと思っていたのだが、さすがに日本の競馬ファンは研究熱心であるww
前走チャレンジカップは7着。馬体増もあったが、何よりもスタートで躓いたのが痛恨。後方から上がり2位の脚は使えているものの届かなかったのも無理はない。
最近はちょっとゲートが不安定で差しや追い込みの競馬になっているが、もともとはいい位置で競馬ができる馬。一昨年の神戸新聞杯では強い相手に対し、逃げて見せ場を作っている。
現時点でも重賞で力は足りるはず。
それだけに、内枠を引けた今回こそ何としてもスタートを決めたい。
鞍上乗り替わりがひとつのキッカケになってくれれば。
②③⑪のワイドボックスで勝負しようと思っている。
勝負気配はどちらも「C」としときます。