sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

東西の金杯

京都金杯と言えば開幕週で内有利の高速馬場というのが常識だったが、ここ2年は傾向が変わり少し時計がかかり気味で外からの差しも馬券になっている。この辺りの見極めがポイントになりそう。


サウンドキアラ。
直線に坂のあるコースだと最後に少し甘くなるところがあり、直線平坦な京都コースは戦績が示す通りベスト。
昨年5月には3勝クラスの身でヴィクトリアマイル7着に健闘した。マイルで1分31秒台の持ち時計があり、開幕週で速い時計の決着は望むところ。
少し時計がかかったとしても良馬場でさえあれば充分対応できそう。
枠もいいところを引けたし、前走ほど後方からのレースにはならないと思う。大崩れは考えづらい。


モズダディー。
行く馬がいなければ逃げも打てるし主張する馬がいれば番手に控えることもできる。融通の利く点が安定感ある戦績の要因だと思う。
前々走、好位で運んだ紅葉ステークスで2着。
敗れたレッドヴェイロンはエリモピクシーの仔で、兄や姉同様左回り1600の鬼。この条件なら遠くない将来一線級相手でも結果を出すであろう馬。相手が強かったと見たい。
そして前走、元町ステークスは絶妙のペースで逃げ切り勝ち。2着馬3着馬ともに重賞好走歴があった。1週前に同じ阪神1600で行われたリステッドのリゲルステークスより速い勝ち時計だった点も評価していい。
近走の内容と、前走から斤量3キロ減というのを踏まえればここでも充分通用する。

ただ、枠はもう少し内がよかった。
内枠に入ったマルターズアポジーが主張していくだろうからそれを行かせてうまく外めの好位を取りたいところ。
昨年の当レースのマイスタイルのようなイメージで運べれば、と願う。


カテドラル。
まだ少しゲートに不安もある馬だし、2017年までの馬場の傾向なら間違いなく「危険な人気馬」扱いだった。
しかし過去2年間のように極端なトラックバイアスがなければ、マイルチャンピオンシップで直線狭くなりながらも上がり最速で6着に来た力を侮れない。
展開もそこまでスローにはならないだろう。


ソーグリッタリング。
ある程度脚質に幅もあって、最近は崩れたことがない安定感が魅力。前走の敗因は不良馬場が向かなかったもので、ある程度目を瞑れる。
大外枠に入ってしまったので、この馬もカテドラル同様馬場の傾向が過去2年と似たものになるかどうかに左右されそう。


オールフォーラヴ。
前走は初の中山で見せ場すらなく惨敗。
コースが合わなかったのかもしれないが、とにかくムラ駆けで敗因が特定できないレースもある馬。
一応、遠征はあまりよくなさそうな感じはあるが大敗する時の原因はそれだけではなさそうで何とも掴みにくい面がある。

しかし本来は立ち回りの上手な馬であり、今回は内の偶数番に入って良績ある近場の京都。変わり身を見せられる余地はある。
血統も魅力で、穴で狙ってみたい。


ここまでの5頭で勝負したい。


ダイアトニックは何と言っても距離が不安。
スワンステークスはAコース最終週の馬場も奏功して派手な勝ちぶりだったが、マイルチャンピオンシップはやはりジリジリとしか伸びず。
内めの偶数番を引いたので、もし2017年までの馬場傾向に戻ったら乗り方次第でそれがプラスに働く可能性もあるがどちらにせよアテにはしづらい。


メイショウショウブ。
前走阪神カップは1400への短縮がいい方に出た。
馬券でもお世話になりました。

グランアレグリアは別格だったが、少し速いペースの逃げになり厳しくなった中でよく粘っている。
今なら1600でもギリギリという印象を受けた。
コースも小回りの方がいいタイプだろう。
それだけにこの枠は痛い。内枠が欲しかった。

もし阪神カップが2着だったら賞金加算のために中1週でここを使うということをしなかった可能性もあり、やはりこの馬の買い時は前走だったのだと思う。
メイショウショウブを阪神カップで買わずにここで買うというのは、昨年のダイメイプリンセスを北九州記念で買わずにセントウルステークスで買うみたいなもんだろう。知らんけどww



さて中山金杯
買いたいと思っていた3頭が揃って8枠に入ってしまった。何とも不吉…(苦笑)

何故その3頭を買おうと思っていたかと言うと、
昨年当レースを逃げて3着のタニノフランケルとブラックスピネルがハナを主張し実績馬のトリオンフが58キロを背負っているので早めに進出すれば緩みのないペースになると見込んだから。


ザダル。
今から思えば、プリンシパルステークスは隠れハイレベルレースだったのかも。
距離的に絶望だった菊花賞以外は全く崩れていない。セントライト記念菊花賞2着のサトノルークスと差のない競馬。
ここなら見直しは当然。斤量55キロも他との比較では有利に見える。鞍上も魅力。
マーフィーさんには勝っても負けてもまた忖度なしのコメントをお願いしたいww


カデナ
前走天皇賞(秋)はさすがに敷居が高すぎたが、それを除けば常に上位争いできている。
差し脚が安定しており、弥生賞勝ちに小倉記念2着なら小回りでも。


マイネルサーパス。
小回り巧者。前走は敗れたが外枠から馬場の外をずっと通りながらも2番手に上がる見せ場は作った。
直線も長すぎたのかも。小回りコースで本領発揮できそう。この枠なので、少しでも流れて馬群がバラけてほしいところ。


展開を決め打ちし、あとはここにクレッシェンドラヴあたりを絡めて馬券を組み立てたい。

中山金杯に関しては正直、枠順を見て若干テンションが下がっている…。




昨年は京都金杯でミエノサクシードを押さえることができたおかげで幸先いいスタートが切れたので、今年もうまくいってくれたら…と思っている。

まずは、中山10レースのサンライズステークスでエンゲルヘンとスワーヴアーサーが資金調達の力になってくれるはず!

今年も1年間、たとえハズれ続けたとしても懲りずに予想を載せるので宜しくお願いいたしますm(__)m

(ちなみに2019年京都金杯)

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