第37回ローズステークス。
TR特有の、「勝負気配かそうでないか」を考えながらの馬券組み立てになる。
ビーチサンバ。
この馬に関しては、バイトのえいくんの意見に概ね賛成ｗｗ。
自分も同じようなことを思っていた。さすがに陣営が秋華賞を軽視しているとまでは
思わないが、来年以降のことを考えればここで最低でも2着以内に入って賞金を加算しておきたいところだろう。
春のクラシック戦線で対戦してきた有力馬達との力関係が現時点では不利な立場の馬。だからこそ先を見据えた仕上げで出走してくる馬もいるこのローズステークスが
チャンスと見てメイチで来るのではないか。
阪神も走り慣れているし高速馬場でのスローペースの上がり勝負にも対応した実績がある。距離も1800なら守備範囲。
陣営の思惑を勝手に想像して決め打ちする手もありだと思う。
アルティマリガーレ。
抜けた強さの馬がいる時以外は、夏の2勝クラス（1000万下）で好走した馬はここでも
通用している例が多いのが心強い点。
母アルティマトゥ―レが短距離志向だったので未経験の1800が不安視されるが、
陣営は「1600だと少し忙しい感じがするので距離は問題ない」とコメント。
ハービンジャー産駒なので2000前後までは守備範囲だろう。
あとは、高速馬場への適性がどうかだけ。
ダノンファンタジー。
内めの偶数番を引いたので、チューリップ賞と似たようなレース運びになるのではないか。
気性的に距離への不安は消えないが、あの時のようにギリギリでも我慢が利けば
距離不安は能力で何とかできると見る。
スイープせレリタス。
アルティマリガーレと同じく、夏の2勝クラスを勝っての参戦。
その前走は差し追い込みが上位をほぼ独占した中で先行しての勝利なので内容もいい。
ただ、前々走後にルメールJが「距離はマイルまでだろう」とコメントしたことや1800も右回りも関西圏で走るのも今回が初めてと、不安点は多い。
成長力でクリアできるか。
シゲルピンクダイヤ。
さすがに前走オークスは距離的に厳しかったし初の輸送も堪えたか。
もともと気性の激しいところがある馬なので、前走で初めて大敗したことで
精神的に崩れていたりしなければいいが…。
実績ある阪神に戻るのはもちろんプラス。距離も1800なら不安はないので
立て直せてさえいれば。
シャドウディーヴァ。
このままだと秋華賞に出走できるかどうかは他陣営の動向次第になってくるので、
ここで出走権を取っておきたい立場だろう。
早めに栗東入りし、熱心に調整されている。
距離適性の面では明らかに上回っているはずのダノンファンタジーにオークスで先着できなかったのには不満が残るが、仕上がりの差で逆転できるか。
実績上位のウィクトーリア。
オークス後にNF天栄に放牧。そこから美浦に戻らず直接栗東入りして8月から滞在している。万全の態勢とも思えるが、まさかローズステークス後にいったん美浦に帰厩するワケはないと思うのでこのまま秋華賞まで栗東滞在するだろう。
あくまで秋華賞が大目標なら、賞金面でも問題ないこの馬がここでどの程度仕上げてくるか…。おそらく多少余裕残しになると思う。
近走はゲートがよくないが東京コースなのでカバーできていた。
しかし京都内回りコースの秋華賞で出遅れては厳しいので、本番に向けて試走のようなレース運びをする可能性もある。
陣営の思惑を勝手に想像して決め打ちする手もありだと思う（笑）
メイショウショウブ。
前走の内容がいかにも物足りなく今回も高評価はできないが、
少頭数でスローペース濃厚。
うまく単騎で逃げを打てたら見せ場くらいは作れるかもしれない。
ワイド7-11あたりが馬券的に妙味がありそう。
