sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

アイビスサマーダッシュ 2023

例年通り、夏の新潟の開幕週での施行となるアイビスSD

 

新潟芝は5月の開催中はBコース使用。

内ラチ沿いから数メートル外に仮柵を設置したコースとなっている。そのためフルゲート頭数も16頭。

そして夏の開催からはAコース。仮柵が撤去され保護されていた内ラチ沿いの未使用の部分が解禁される。フルゲート頭数も18頭となる。

この差は大きく、開催最終日に施行される韋駄天ステークスやルミエールADと同じイメージで予想しない方がいい。

この点を基礎知識として押さえておきたい。

 

特に今年の5月開催時は開幕から毎週雨が降っていた。

そのため最終日の韋駄天ステークスもかなり荒れた馬場でのレースとなった上に、人気を背負った外枠の先行馬が思いのほか早く失速したことで外ラチ沿いが渋滞し各馬とも捌くのにやや手間取るという特殊な展開でもあった。

前日の1勝クラスの時計より遅い決着だったのもこのあたりが要因だろう。

 

そして今週の新潟は5月とはうって変わって今のところ全く降雨なし。

開幕週の割には少し時計を要していた昨年よりも高速化傾向になりそう。

昨年のアイビスSDは韋駄天ステークスの2,3,4着馬が上位を占める結果となったが、今年はそこまでリンクしないと見る。

 

 

⑭スティクス。

前走韋駄天ステークスは1番人気で7着。大外枠から先手を取れたが、かなり早くに手応えが怪しくなり外ラチ沿い渋滞の一因を作ってしまった。

少し間隔が空いていた影響もあったかもしれないし結果と戦績から見れば少し太め残りだったのかもしれないが、何より荒れた馬場が向かなかったのではないか。

 

昨年の当レースが5着。内ラチ沿いに進路を求めた組の中では最先着。

1200mで1分6秒台の勝ち時計があり、昨年のCBC賞では斤量48キロで逃げ切ったテイエムスパーダの2番手を取る速力も見せている。

高速馬場の方が向くのは間違いない。千直の適性も高い。

今回も外枠を引けた。前走から変わり身を期待できる。

 

 

⑰シンシティ。

前走韋駄天ステークスが2番人気で11着。この馬もスティクス同様にかなり早い段階で失速してしまい、外ラチ沿い渋滞の要因となってしまった。

 

昨年の当レースが今回と同じ8枠17番発走から2着。その前走、昨年の韋駄天ステークスが厳しい枠からでも先行し3着。

どちらも走破時計は54秒台。荒れて時計を要する芝より高速馬場の方が合っているのは間違いない。

再び好枠を引き、巻き返せる。

 

 

⑱レジェーロ。

昨年の4着馬。2年連続で好枠を引けた。

前走韋駄天ステークスは内枠から厳しい形でも6着まで伸びてきており、千直への適性は高い。

 

今回はさすがに韋駄天ステークスの時ほどは外に進路を取った先行馬があっさり止まることはないと思うので、捌きやすいはず。

外枠の有力馬を見る形で差し脚を活かす競馬ができれば昨年以上もある。

 

 

⑯ファイアダンサー。

これまで千直を3度使われて全て内枠という不運の持ち主。

それでも稲妻ステークス4着に駿風ステークス5着。

前走韋駄天ステークスも最内枠から一気に外ラチ沿いに切れ込んで脚をためる形だったが、なかなか前が開かずまともに追えたのはラスト50mほど。それでも2着に追い込んできた。

他の馬もスムーズさを欠いていたのがラッキーだったという見方もできるレースなので素直に評価していいかは微妙なところだが、千直への適性は高い。

ようやくいい枠を引けたので今回はチャンス。

 

しかし、馬場の問題もあるとは言えまだ1度も32秒台の脚を使ったことがない。

1200mの戦績を見ても持ち時計は平凡でどちらかと言うと時計を要した方がいいタイプか。

高速馬場や速い上がりへの対応がカギになる。

 

 

④ロサロッサーナ。

まだ2勝クラスの身だが全2勝は千直での勝ち鞍。

前々走の1勝クラスも圧倒的だったが、昨年5月の未勝利戦の勝ちぶりはもっと鮮烈。

勝ち時計の54.8は翌日の韋駄天ステークス(2022)と同タイム。斤量51キロとは言え恐れ入る。

 

戦績にムラがあるので怪物扱いするかどうかはひとまず保留中だが、底知れぬ能力を感じている。

テンのスピードは上のクラスでもすぐ通用しそうだし、この枠でも開幕週なら先団につけられるだろう。思い切って内ラチ沿いを選択する可能性もある。

 

昨年の閃光特別が4着。スタートで少し立ち遅れた影響もあった。その後の雷光特別で18着だったので昨夏は状態も下降線だったのだろう。

今年は立ち直っているし、あの閃光特別以来もう1度津村さんが乗ってくれるのは何とも心強い。

 

存分に夢を見たいと思う。

正直、人気どころ以外ではもうこれしか狙う気がしない(笑)

 

 

⑮マウンテンムスメ。

昨年のルミエールADはかなり強引な競馬ながら2着と能力は見せた。

今年の韋駄天ステークスは内枠からさすがにルミエールADと同じ轍は踏めないと内ラチ沿いを行く厳しい形ながら9着なら合格点の内容と言える。

 

ただ、昨年の当レースが行き切れず8着。時計を要する馬場の方が向くタイプなのかもしれない。

高速決着への対応はカギになる。

更に、北海道で2戦してからの連闘という臨戦過程も不安材料。

能力は認めても、今回は克服すべき課題も多い。

 

 

トキメキやロードベイリーフやオールアットワンスなど、他にも注意を払った方がよさそうな実績馬がたくさんいて絞りづらいところ。

開幕週ということもあり枠の内外の差もそこまで極端ではないだろう。

難しいレースだと思う。

 

しかし自分は津村さんと外枠買っとけば当たるんじゃね?とか考えてしまっている。

過去の成功体験に縛られそれに固執して失敗するとかいう醜態を晒すかもしれないが、結局そういう買い方をしてしまいそうであるww

ちょっと冷静にならないと、と思う。勝負気配「C」としときます。

 

 

 

 

宝塚記念 2023

宝塚記念

過去2年間は京都競馬場改修の影響で開催4日目に施行され、内有利の高速決着だったが今年からは従来の開催8日目の施行に戻る。

まずはこの点を念頭に置いて考えた方がいい。

 

宝塚記念は時期的な問題で道悪になることもしばしばあり、そうなると外からの差し追い込みが台頭するケースも多くなる。

開催8日目に行われた宝塚記念はクロノジェネシスが圧勝した2020年が直近になるがこの時は道悪だったのでうまく馬場のいい外めを通れた馬が上位を占める結果に。

はっきりと外枠有利だった。

 

対して、リスグラシューが勝利した2019年は開催期間中の雨量が比較的少なく宝塚記念当日も良馬場。開催8日目で少しパワーを要する馬場ではあったが完全に内の先行有利の決着に。時計も速かった。

 

今年は中間の降雨が少なく、レース当日も晴れの予報。

このまま行けば2019年の馬場状態に近いイメージでいいだろう。

外枠に入ったユニコーンライオンとドゥラエレーデがレースを引っ張り、速いペースで流れるだろうがそれでも先行馬が簡単には止まらないと見る。

 

当日の見極めも必要だとは思うが素直に内、先行有利な馬場というのをメインシナリオとしたい。

 

 

⑫アスクビクターモア。

前々走の日経賞は大きく出遅れたうえに不良馬場も向かず。

 

前走天皇賞春は日経賞に比べればマシだったものの、少し出遅れてリカバーに脚を使ったしタイトルホルダーをがっちりマークする作戦を取ったことも結果的にアクシデントで下がってしまう形になり裏目に出てしまった。

いずれも致命的な不利と言うほどではないように思えたが、細かいロスの積み重ねが最後に響いたか。本質的に3000m超の距離も長そう。

 

今回距離短縮となるのはプラスで、良馬場でやれそうなのも何より。

自身はハナに拘るタイプではなく、飛ばしていく逃げ馬を行かせて番手で追走する形でダービー3着と菊花賞勝利の実績がある。

特にダービーは外差し傾向の馬場で1着ドゥデュース2着イクイノックス4着ダノンベルーガと決め手自慢の差し馬達が上位を独占する中、先行した馬でただ1頭だけ3着に粘りこんで見せたので強い競馬だった。

今回も外枠の2頭が思い切った競馬をしてくる見込みなのでダービーや菊花賞と似たような形でしぶとさを活かす戦法を取りやすい。

更に、陣営が語っているようにここ2戦ゲートが不安定なので外めの偶数番を引けたのもプラス。

 

明け4歳3戦目になるが、その3戦の中で間違いなくこの宝塚記念が最もいい条件。

ある程度まともにスタートを切れさえすれば馬券内は固いだろう。

 

 

⑤イクイノックス。

関西が初、阪神コースも初と初めてづくしだが海外遠征もしっかりこなしているし早めに栗東入りして環境に慣れさせる対策も施されている。エフフォーリアのイメージと被るところがあるがそれほど心配しなくていいだろう。

 

前走逃げたことを不安視する声もあるが、行く馬が他にいなかっただけで無理に行かせたワケではない。

むしろ脚質に幅が出たと前向きにとらえていいくらいではないか。

 

有馬記念のようにいったん控えてマクっていく形でも、流れ次第では先行する形でも臨機応変に対応できるだろう。

いろいろと不安要素は指摘されていて、単勝1倍台前半を背負うほどの鉄板かと言われると微妙な存在ではあるが力は認めざるをえない。上位評価は当然。

 

 

ジャスティンパレス。

阪神コースの戦績が(2.0.1.0)。

唯一勝てなかった菊花賞も、スタートしてすぐコーナーを迎える阪神3000mで多頭数の外枠からの競馬で3着なので強い競馬をしている。スタートからのリカバーはうまくいったが勝負どころで下がってきた馬を捌くのに手間取るロスもあり惜しい内容だった。

 

阪神大賞典天皇賞春と2戦連続で上がり最速を記録しており決め手勝負に強い。

有馬記念で崩れているところを見ても、パワーを要するコンディションになると少し不安だが今の充実ぶりなら過度に心配しなくても大丈夫だろう。

 

 

⑭ブレークアップ。

前走天皇賞春は差す競馬だったが、本来は安定した先行力が持ち味の馬。

小回り向きの器用さもあるし距離も3000m超よりもう少し短い方がいいだろう。

 

近走で崩れたのは枠の並びが最悪だった有馬記念くらいで、あとは強い相手でも堅実に走れている。

今回は外めの偶数番を引き、大外の2頭がレースを引っ張るならこの馬もアスクビクターモア同様に行きたい馬を行かせての3~4番手で先行する形が取りやすいだろう。

 

そういう競馬なら鞍上と手も合っていそうだし、馬場と展開を味方にして思った以上にしぶとさを発揮する場面があるかもしれない。

 

 

⑪ジェラルディーナ。

大阪杯から中2週で海外遠征したあとの今回ということで、やや厳しい臨戦過程だと思う。

更に、脚質から考えて今の阪神の馬場が向くとは思えないのでここは勝負切りといきたい。

 

しかし、先週の芝のレースを見るとペースが流れていたとはいえ外差しの決着となるケースもあった。

重馬場のエリザベス女王杯で大外一気を決め、出遅れた有馬記念では長く脚を使って3着まで追い込んできたように時計を要する馬場で終いを活かす競馬が合っている。

非根幹距離にも強い。

 

自分のメインシナリオ通りなら買いづらいところだが、レース当日に阪神芝が外差し傾向になってくるようなことがあればあっさり掌返しする準備は一応しておきたい。

 

 

⑥スルーセブンシーズ。

ステイゴールド系のドリームジャーニー産駒に池添さん騎乗でGP参戦という時点で、多くの予想家さん方が穴として指名している影響もあってか穴人気になってしまっている。狙おうと思っていたがちょっと扱いが難しくなってしまった(苦笑)

 

格下なのは確かだが、前走の中山牝馬ステークスで見せた上がり3F33.8という数字は中山1800mでは滅多に見られないもの。

小回りで直線に坂のあるコースへの適性が相当高いのだろう。

 

阪神コースはこれまで2回遠征して2回とも惨敗しているが、今回で3度目で慣れは見込めるし早めに栗東入りする対策も取られている。

本格化している感じがあり、ハイレベルな現5歳牝馬世代の最後の大物かもしれない。

過度な期待はかけづらいが押さえてはおきたい。

 

 

他にもディープボンドやジオグリフやヴェラアズールやダノンザキッドなど相手候補はたくさんいて難しいが、基本的には昨年のダービーと菊花賞の上位組が強いと見る。

土曜日の東京メインでも菊花賞4着のドゥラドーレスが順当に勝利していた。

 

アスクビクターモアとイクイノックスとジャスティンパレスを中心に、あとはうまく絞って買っていきたい。勝負気配「B」とします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安田記念 2023

2023年の安田記念

ただでさえ強いメンバーが揃っていて難解なのに、天候も金曜日から土曜日の午前中まで雨が降ってその後は晴れる予報ということで馬場状態の変遷も大きなカギになってくる。

どういう具合に予想を組み立てていけばいいかわからなくてウンザリしてしまいそうだが向き合っていくしかない。

 

東京競馬場の芝は金曜日の時点で既に不良の発表。土曜日の午後から晴れたとしてもせいぜい重に回復するくらいが精一杯だろう。

そのまま天気予報どおりに日曜日も晴れた場合、安田記念の時間帯には稍重もしくは良馬場まで回復しているだろう。

 

仮に良発表まで回復するなら時計も速くなってくるかもしれないので注視したい。

更に、内から乾いてくるので内が有利で外がやや伸びにくい馬場になるかもしれない。

 

これがメインシナリオだが、当然外差し馬場になる可能性もあるので土曜日と日曜日の芝のレースを見て判断するしかない。

 

 

どちらのパターンになってもやれそうと思えるのは⑫ナミュールか。

前走ヴィクトリアマイルは例の挟まれた不利が本当に致命的なものだったのかどうかで物議を醸した。

前々走の東京新聞杯同様にある程度位置を取って競馬をしようとしていたように見えたので、やはりスタート直後にいきなり下げさせられたのは痛かったと思う。

最後の直線でも窮屈な形になり、結局外のディヴィーナが進出するのを待ってからの追い出し。7着が精一杯だったのも仕方なし。

 

東京新聞杯の時のような競馬ができれば、回復途上で内伸びになった馬場も向く。

更に、展開や馬場次第で差す競馬もできる馬。

 

道悪についても、案外やれると思っている。

昨年のエリザベス女王杯は道悪で極端な外差し馬場。上位にきた馬のほとんどが自身より外を通って進出してきており苦しい形ながらも5着。じわじわと伸びてはいたし敗因は馬場よりも距離に求めたい。

昨年の桜花賞では内有利な高速馬場で大外枠というのもあって敗れているので、極端な高速決着ではない1600mのレースなら案外どんなケースにも対応できるのでは?と思っている。

 

 

①ナランフレグ。

1600mは長いイメージがあるが、昨年の当レースは9着とはいえ勝ち馬と0.4秒差のところまできている。

安田記念にしては緩いペースで勝ち負けするには32秒台の脚が求められるレースになったので、さすがに上位の馬には切れ負けしたし大外枠も痛かった。

更に、致命傷にはならなかったもののスタート直後に隣のサリオスが外にヨレた煽りを食って自身が外に弾かれる不利もあった。悲観一辺倒になるほどの内容ではない。

 

昨年の高松宮記念が重馬場で勝利。今年の高松宮記念が不良馬場で4着。

いずれも荒れた内を強襲するという内容で、馬群の中や狭いスペースでも怯まない根性がある。左回りも合っている。

 

今回の安田記念は大外だった昨年とうって変わって1枠1番。

そして昨年ほど速い上がりと時計が求められる馬場にはならないだろう。

レースの時間帯に回復途上で内有利な馬場になっていればこの馬の得意な競馬のスタイルとマッチする。

どうせ人気もないので詰まるのも覚悟の上で腹を括ってインを強襲する競馬に徹すれば面白い。

仮に外差し傾向の馬場になっていたとしても、荒れ馬場や道悪を苦にしないこの馬はポッカリ空いた内に突っ込んでいけばいいのだから結局やることは変わらないはず。

鞍上ともずっとコンビを組んでいるし、迷いがないのは強みになると見たい。

 

 

⑤ソダシ。

1600mのレースでは芝ダート両方含めても1度も馬券圏外に崩れたことがない。

道悪だとどうか?と懸念していたが想定通りに天候と馬場状態が変遷するならば、恩恵を受けられそう。

 

大外枠だった前走に比べ今回はずいぶんと競馬しやすい枠に入ったし、安定した先行力があるので最後まで内のグリーンベルトを通れるだろう。

 

ソダシの立場からすれば、想定外に雨が長引いたり外差し傾向の馬場に変わっていくような事態は避けたいところ。

 

 

③ジャックドール。

調教師が単純なタイムを引き合いに出して1600mは大丈夫だと机上の空論を展開させているのが不安だが、結局は走ってみるまでわからないというのは仕方がない話。

 

前半4Fを47秒程度で刻んだ経験しかなく45秒台とかになった時に対応できるのか、など課題はあるが同型のウインカーネリアンが外枠に入ったのでプラン自体は組み立てやすくなったはず。

 

うまく序盤のペースの違いに対応して、ハナか2番手あたりで流れに乗れればこの馬も馬場の恩恵がありそう。

 

想定外に雨が長引いたり外差し傾向の馬場に変わっていくような事態は避けたいところ。

 

 

⑩ソウルラッシュ。

昨年の当レースが13着だが、これは最後の直線でドン詰まりになって進路を失ったのがすべて。

これを除けば強い相手にも大崩れせず安定して走れている。

 

あともうひと押しあれば、というところだがこの馬は道悪の実績が豊富。

内有利の馬場になってしまうとまた差しそこねて負けるパターンが怖いが、予想外に雨が長引いたり外差し傾向の馬場にでもなれば一気に浮上する。

 

 

⑭シュネルマイスター。

今年は中山記念から立ち上げて休み明け2走目でマイラーズカップを使われた。

このマイラーズカップをどうしても勝ちたかったのか、ここがこの春の目標だったのか。真意はわからないがなぜか早めの栗東滞在を敢行するという念の入れよう。

その結果見事にマイラーズカップを制したのはいいのだが、安田記念を目指していたのなら奇行としか思えない。

 

前走をメイチで勝ちにいった印象が強く残ってしまって買いづらいが、実績馬だしルメールさんなら当日しっかり馬場を読んで走りやすいところを選択してくれるだろうという期待はあるので押さえには。

 

 

他にも、良馬場でしか走ったことがないのが不安だが昨年のマイルCSの決め手が桁違いだったセリフォス、ヴィクトリアマイルで荒れた内を突いて勝利し馬場への対応力も見せたソングライン、8枠17番は痛いが東京新聞杯が好内容で侮れないウインカーネリアンなど粒揃いで絞り切れない。

 

なので、馬場が向くか向かないかである程度割り切って取捨を判断していこうと思う。

 

今自分が想定している通り、回復途上で少し時計を要する内有利の馬場になった場合は

①ナランフレグ、⑫ナミュール、⑤ソダシを中心に。

 

馬場の回復とともに外差し傾向になってくるなら⑭シュネルマイスター、④セリフォス、⑱ソングラインに①ナランフレグと⑫ナミュールを加えて買う。

 

雨が長引いて安田記念が不良や重での施行となった場合は軸を⑩ソウルラッシュにする。

 

G1馬10頭の豪華メンバーと言われているが、案外道悪の実績のある馬が少ないので予想がしづらい。

更に当日の天候も予想しづらいということで、勝負気配「C」としときます。

ひっそりと1ー12のワイドでも買って楽しんでみようかと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダービー 2023

2023年の東京優駿

例年通りCコース替わり初週の開催となる。

 

直近3年のダービーは開催期間中にそれなりの量の雨が降った影響もあって、Cコース初週でもどちらかと言うと外差し傾向のトラックバイアスだった。2021年と2022年に関しては前週のオークスからその傾向が出ていたと記憶している。

 

さて今年はどうかだが、先週のオークスは内外フラットなトラックバイアスでまだ時計も速かったし今週も前半に少し降雨があった程度。

過去3年に比べればやや内が有利で時計も速い馬場になるのではないか。

 

前で競馬したいパクスオトマニカとドゥラエレーデが8枠に入り他にも先行したいタイプが結構揃っているので、皐月賞ほどではないがペースはある程度流れるだろう。

それでもあまり後方から外を回すような競馬だと厳しい。

好位で流れに乗れる馬に展開と馬場の利がありそう。

皐月賞で展開と馬場に泣かされた馬の巻き返しに要注意。

 

 

⑤ソールオリエンス。

そんなに逆らう要素はないと思う。

 

道悪の超ハイペースで先行馬が全滅。馬場の外めを通った差し追い込みが上位をほぼ独占した皐月賞は展開がはまったという見方も強いが、上がり3Fのタイムが2位に1秒近く差をつけてダントツの1位。そもそも力が抜けていた。

 

新馬戦が東京1800mでクビ差の辛勝だったことで東京コースの良馬場でのレースを不安視する声もあるが、2着に負かしたレーベンスティールは相当な器。

まだ1勝クラスとはいえ、先々週の東京1800mのレースでの勝ちぶりは圧倒的だった。

 

むしろ京成杯の内容から右回りの方が不安視されていたくらいなので、東京へのコース替わり不安説も杞憂に終わるだろう。

 

あえてケチをつけるとすれば、鞍上が気負いすぎてないかということくらい。

抜けた人気になっても軸はこれ。

 

 

⑦フリームファクシ。

皐月賞は9着。ディアドラの半弟でルーラーシップ産駒ということで、そのイメージだけでなんとなく道悪はこなせるんじゃないかと思ったがそんなに甘くはなかった。

いつもより後ろの位置取りになってしまったし、馬場に泣かされた印象。

 

中京できさらぎ賞勝ちを含む2勝。新馬戦で東京コースも経験済なので今回良馬場の左回りに条件が変わるのは大きなプラス。

本来はもっといい位置で競馬ができる馬で、位置取りも皐月賞の時とは違ってくるだろう。

前々走まで騎乗していた川田さんがコメントしているように力んで走る面がある馬。

ある程度ペースを引っ張りそうな先行馬がいるのもいい材料。

 

課題となる折り合いについても前走皐月賞を見る限りはずいぶん改善してきているように思えた。

単に道悪のせいでうまく進んで行かなかっただけ、という可能性もあるのでまだ安心はできないがいい兆候。

 

本質的には距離は2000mくらいまでかもしれないが、好位で折り合いをつけてスピードとパワーを活かすレース運びができれば今の東京の馬場を味方につけて克服できる。

気性面に不安は残すが、そこに進歩があれば皐月賞とは全く異なる条件に変わって巻き返す。

 

 

①べラジオオペラ。

ダービーのラッキーナンバーである1枠1番を引いたのでジワジワと人気になってきそうだが仕方ない。内~真ん中くらいの偶数番でよかったのだが…。

 

前々走スプリングステークスは差す競馬で勝利したが前走皐月賞はデビューから見せていた先行策。しかし内が荒れて外有利な重馬場で超ハイペースとなり展開も馬場も最悪だった。

結果は10着だが、実は同じような位置にいた逃げ先行勢の中では最先着。

いちばん最初に手応えが怪しくなり真っ先に4角からズルズルと後退していった割には見た目以上にしぶとかった。力のあるところは見せたと評価したい。

 

デビュー戦が阪神1800mで2戦目が東京1800m。

いずれもスローな流れを先行し終いも速い上がりでまとめるという危なげない勝ちぶりでレースセンスが高い。

 

本質的には2400mは少し長いかもしれないが、行きたい馬を何頭か行かせて先団直後の内目で立ち回る競馬なら馬場も味方にできる。

 

繰り返すが、皐月賞は馬場と展開が全くマッチしない最悪のレース。良馬場の東京なら違うはず。

 

 

⑩シャザーン

新馬戦でダノントルネードの2着に敗れた後、故障で順調さを欠いてしまい何とかダービー出走までこぎつけた。

皐月賞で優先出走権を取れなかったので賞金のボーダー的に出走の可否が微妙な立場だったが馬の状態を考えてトライアルを挟まずここ1本に絞っての調整。

おかげで状態は上向いているし、結果的にギリギリ18番目で出走が叶って運もある。

 

前々走のすみれステークスは6頭立ての超スローとはいえ阪神の内回り2200mで上がり3F33.1の脚を繰り出して勝利。

前走皐月賞は馬場が向くとは思えない中で上がり3F2位タイの脚で6着まで追い込んできている。

 

いい決め手があるし新潟と中京で結果を出しているので良馬場の左回りに舞台が変わるのは歓迎。何だかんだでまだ大崩れしたことがないのも心強い。

 

今回のダービーは皐月賞の特殊な馬場と展開に泣かされた馬の巻き返しを狙いたいが、その皐月賞から騎手が乗り替わる馬が多い。

ダービーは前走から騎手が乗り替わった馬の戦績が今ひとつという傾向がある。

それが悩ましいのだがシャザーンは継続騎乗。

これも買い材料か。

この馬に騎乗する騎手自体を信頼するかどうかはまた別問題だが…(笑)

 

 

②スキルヴィング。

前走青葉賞は2着のハーツコンチェルトがロスのない完璧な立ち回りをした中、スキルヴィングが大外を回っての差し切り勝ち。

 

強い勝ち方だったが時計、上がりともに平凡。上がり3Fが1位ではあったものの2着と同タイム。ちょっと評価しづらい。

明らかに過剰人気で、自分もこの馬はペルーサ派であるww

 

とは言え、ルメールさんが皐月賞後にダービーでのファントムシーフの騎乗をいったん保留し青葉賞の結果を待ってまで継続騎乗に拘ったのがこのスキルヴィング。

正直これだけが買い材料という感じ。押さえまで。

 

 

⑭ファントムシーフ。

皐月賞は3着。途中落鉄もあったようだし結果的に道悪が今ひとつだったようだがさすがに力のあるところを見せた。

 

崩れたことがないのは魅力だが、今の東京の馬場でこの枠は微妙。決め手勝負のタイプではないので尚更だと思う。

2400mへの距離延長も微妙なところ。

ハービンジャー産駒の東京2400mの戦績もイメージほどよくない。

 

皐月賞3着馬は好相性だと鞍上もコメントしていたが、強気には押しづらい。

 

 

⑫タスティエーラ

前走皐月賞は先団を見る位置からうまく馬場のいい外目を追走し、差し追い込みに向いた流れにあって好位から2着。

上位の中では最も早く動き出したがソールオリエンス以外は振り切ったのだから強い競馬だった。

この馬こそ怪物と推す声もある。

 

ただ、どうしても中山コースが向いたのと他馬が苦にしたぶん道悪も味方した印象が拭えない。共同通信杯弥生賞皐月賞→ダービーとすでにこの春4戦目なのも気になる要素。期待より不安の方が大きい。

 

 

⑧メタルスピード。

直近2走は馬場や展開に恵まれた感もあるし距離延長も微妙だが、意外性のある走りを見せている。見た目以上にしぶとく脚を使える馬という印象。

 

ジワジワと力をつけているし、乗り替わりの馬が多い中で津村さんの継続騎乗もプラス材料。

先週のオークスのヒップホップソウルも結果は6着だが神騎乗だった。

津村さんは新潟だけの人ではない。注意はしておきたい馬。

 

 

毎年言っているがダービーは相性のよくないレース。

今回はほとんど皐月賞組で固めるつもりだが、こういう時に別路線組にやられたりするのが例年のパターンである(苦笑)

勝負気配「C」としときます。

 土曜日の欅ステークスで資金は調達できたので、気楽に買っていきたいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

韋駄天ステークス 2023

新潟メインレースの韋駄天ステークス。

今開催は1週目から雨が続いたので、最終週ともなる今週は外枠有利の傾向がより顕著になっている。

 

いかに素早くスムーズに馬場にいい外ラチ付近の進路を確保できるかが勝負なので真ん中~内枠あたりの馬はよほどうまく運ぶか、馬自身に飛びぬけたスピードがないと厳しい。

 

 

スティクス。

昨年の韋駄天ステークスは後半失速したものの、内めの枠からでも先手を取り切るだけのテンの速力を見せた。

アイビスSDでも開幕週とは言え不利な内枠から逃げを打ち、内ラチの方に進路を求めた組の中では最先着の5着。

 

枠に恵まれていないだけで千直の適性は高い。

3走前のオパールステークスでの行き脚のつかない感じを見ると、道悪は今ひとつな印象なので良馬場でやれそうなのも何より。

今回は好枠を引いて、アイビスSD以来となる菜七子さんとのコンビ復活。

前進あるのみ。

 

 

チェアリングソング。

芝1200mが主戦場で、少し時計を要する馬場で末脚に賭ける競馬が好走パターン。

追い込み脚質なので戦績が安定しないのはある程度仕方ない。

 

今回が千直初挑戦となるが、最終週の新潟の荒れた馬場自体は合っているだろう。

おそらく前には行けないだろうがいい枠を引けたし騎手も菊沢さんを確保できた。

スティクス、シンシティ、マウンテンムスメとテンの速力自慢が揃っているので馬場のいいところでうまく溜めを利かせられれば初の千直でも終いを活かせる流れになりそう。

 

千直で差し脚を活かす競馬が得意な鞍上なので相性はいいだろう。

流れについて行けないリスクもあるが、楽しみの方が大きい。

 

 

シンシティ。

昨年の韋駄天ステークスは3枠5番といい枠ではなかったがそれでもテンの速力で先手を取って3着に粘りこんだ。強い競馬をしている。

一転して好枠を引けた次走のアイビスSD2着は順当な結果と言える。

 

スピードはスティクスと同等かそれ以上。

昨年のルミエールADは不利な2枠4番だったとは言え大きく崩れてしまったが、スタートで少し出遅れてしまったぶんもあった。

今回は枠も悪くないので、ゲートをしっかり決めさえすればいい位置で運べるだろう。

 

 

トキメキ。

千直初挑戦となった昨年の駿風ステークスが、開幕週とは言え内枠から見事な勝ちぶり。

続くアイビスSDでは人気になったが全くいいところなし。

適性はあると思っていたので敗因がよくわからないが、1200mが主戦場の馬なので1000mだと少し時計を要した方がいいのかもしれない。

54秒台後半程度までの決着なら対応できるか。

 

枠も昨年のルミエールAD時に比べればかなりマシ。

押さえてはおきたい。

 

 

マウンテンムスメ。

今回の問題児である。

前々走のルミエールADが3枠5番ながら2着。

不利な枠からでも抜群の速力でハナを取り切って粘りこんだ。

これだけ見れば強い競馬だったと言えるのだが、スタートしてから外ラチ沿いのポジションを取るまでかなり強引に斜めに切れ込んでいって7枠の2頭に接触しかける不利を与えている。

 

結局過怠金10000円だけで済んだので、やったもん勝ちやないか…という後味の悪さが残るレースになってしまった。

自分も正直、これが毎回許されるなら千直のレースが面白くなくなると思ったものだ。

 

今回もまた当時と同じ千直の内枠で鞍上も同じ菱田J。

一応前回制裁対象になってはいるので、また同じように強引な騎乗をしてくるとは心理的にも考えづらいがどうなるだろうか…。

斤量面で見ても、ルミエールADの時は自身52キロでシンシティが54キロ。

今回が自身54キロでシンシティが55キロ。更にスティクスは53キロ。

ハンデに恵まれたとは言い難い。

 

厳しい条件なので切るつもりなのだが、ルミエールADの残像があるのでちょっと悩ましい馬。

 

 

土曜日の千直のレース、飛竜特別は8枠に入った2頭を軸にして堅く取らせてもらった。

津村さんと杉原さんが不在なのは寂しいが、菊沢さんと菜七子さんも頼りになる。

偶然にも飛竜特別と同じく韋駄天ステークスでもまたこの2人が8枠という並び。

そんなにうまくいくかどうかはわからないが、引き続き菊沢さんと菜七子さんにおんぶに抱っこ状態の日曜日になりそうであるww

 

8枠軸で相手中心となるのは6枠という戦略で堅いと思うのだが、7枠の2頭とマウンテンムスメとジュニパーベリーの取捨にやや悩むところ。

勝負気配「B」としときます。

オークス 2023

このところ競馬開催日は毎週雨だが、今週は久しぶりに天気が保ちそう。

とは言え金曜日から土曜日にかけてまた降雨。レース当日は良馬場が想定されるが、内ラチ沿いは荒れ気味である程度外を通った馬が伸びるような馬場になりそう。

 

 

まずは⑤リバティアイランドに逆らうかどうか。

結論から言うと連の軸が妥当。

前走の桜花賞。1600mの流れに付いて行けなかったのかもしれないが、馬自身も全く進む気がなかったとのこと。

 

正味直線だけの競馬であの勝ちぶりなので2400mのゆったりした流れなら、前走ほどは置かれることなく中団あたりで運べそう。

マイラーっぽいという声もあるが、能力的には抜けているし距離の心配は無用だろう。

 

馬というより騎手と厩舎がマイラーっぽいのが不安要素だろう(笑)

1着固定はちょっと怖い面がある。

 

 

⑬ドゥーラ。

予想通り穴人気しているがそれでもここは狙いたい。

桜花賞組の中でははっきりと距離延長がプラスと言える馬。

 

1600mのレースだとエンジンがかかる前にレースが終わってしまっている感じで、明らかに距離が忙しい。

チューリップ賞では直線で前が詰まって何もできなかったし、前走桜花賞はリバティアイランドと同じような位置にいたが伸びず。

勝ち馬は別格として、そもそも先行有利で外からの差しには不利な馬場でもあった。

 

ゲートが不安定なところがあるので出遅れは心配だが、この枠なら包まれて動けなくなるリスクは軽減できるのではないか。

昨年夏の札幌での2連勝が好内容。

未勝利戦でドゥラエレーデを、札幌2歳ステークスでドゥアイズを負かしており相手に恵まれたワケでもない。

 

切れる、というより長くいい脚を使って勝っている感じなので、パンパンの高速馬場より毎週のように雨の影響を受けて適度にクッションのきいた今の東京の馬場もこの馬にとってはプラスだろう。

条件は大きく好転する。課題はゲートだけ。

 

⑫ハーパー。

前走桜花賞は伸びずバテずという感じで少し物足りない内容だった。

前々走のクイーンカップでかなり仕上げていた印象だったので、そこから更に馬体を減らしていたこともやや影響したか。

 

血統背景から距離が2400mに伸びるのはよさそうで、実際陣営もそういう見解を述べている。人気にもそれが反映されている感じ。

 

この馬が勝利したクイーンカップは上位以外のメンバーを見ても、グランベルナデットが忘れな草を勝ちウンブライルがNHKマイルカップで2着に入りウヴァロヴァイトがスイートピーステークスを勝ち出世レースの様相を呈している。

 

現時点ではハイレベルのメンバーの中でしっかり勝ち切ったと言っていいだろう。

世代上位の力があるのは確か。あとは極端に馬体が減らなければ。

 

 

③キタウイング。

3走前のフェアリーステークスで最内を強襲する形で勝利し、狭いスペースでもヒルまないところを見せた。

その後のチューリップ賞桜花賞でも同じようなレース運びで臨んだが結果は惨敗。

前走桜花賞は上がり3Fタイムでリバティアイランドに次ぐ2位の脚を使ったが12着。

 

そもそもG1では壁があるのかもしれないが、右回りが今ひとつだったり関西圏が今ひとつだったりと他にも敗因は考えられる。

 

関東圏のレースでは安定しているし、新潟で2勝しており左回りに変わるのもプラス。

内でじっと脚をためて直線だけうまく馬場の荒れていないところに持ち出す競馬ができれば前進があってもいい。

 

 

ラヴェル

2歳時のアルテミスステークスはリバティアイランドが進路の確保に手間取っている間に外からスムーズに進出できたアドバンテージがあったとはいえ、鮮やかな差し切り勝ち。

 

能力はあるはずだが、なんと言ってもネックはスタート。

前走桜花賞はこれまでに比べればマシだったとは言え毎回出遅れている。

しかも最内枠なので、出遅れるとその瞬間によほどうまくリカバーできない限りは最後方付近からの競馬になってしまうだろう。

 

リバティアイランドに勝ったことのある唯一の馬、というのは魅力なので前走がキッカケになって少しでもいいスタートが切れれば。

 

 

⑰シンリョクカ。

桜花賞阪神JFもいい内容だったが、東京1600mでのデビュー戦での上がり3Fのタイムは出色。

まだキャリア3戦なので何とも言えないところはあるが、長距離輸送がないという点も含めて東京コースがベストなのではないか。

 

少なくともぶっつけでのG1挑戦で更に関西への輸送もともなっていた過去2走より条件ははるかにいいはず。

この枠からだと後方からになってしまいそうだが、外差し傾向の馬場にでもなれば面白い。

 

 

桜花賞とは全く違う馬場になりそうで、それを念頭に予想を組み立てていきたい。

桜花賞2、3着の⑨コナコーストと⑭ペリファーニアは先行有利で時計も速い馬場が向いた組だと思っているので今回はどうか?という評価。

 

とは言え自身を持って切ることができる馬は少なく、勝負気配「C」としときます。

個人的には津村さんと杉原さんが新潟ではなくオークス騎乗のため東京にいるのが不満なのだが、それはあまり言わないでおくww

 

ひとまず土曜日の新潟9レース飛竜特別で資金を稼ぎたい。

 

⑯ローズブルームは休み明けだが菊沢一樹Jを確保しての参戦。千直に限ってはMデムーロJよりも鞍上強化と言える。

千直初挑戦となった昨年のはやぶさ賞が5着。1枠1番という厳しい条件だったので腹を括ってスタートから外ラチ沿いに切れ込んで終いに賭ける競馬で差を詰めてきて適性を見せた。

 

それを買われて昨年の雷光特別は3番人気に推された。6枠11番だったが7着という結果。

前半で外のポジションに寄せきれず結局後半は内に進路を取り直すというかなりロスの大きい競馬で、完全なク〇騎乗…。

隣が津村さんだっただけにコントラストが凄まじかったww

好枠を引いた今回は大きなチャンス。

 

⑮ユイノダンディズム。

前走の3着には驚かされた。

内枠に入ってしまったので腹を括って外ラチに寄せていったのがうまくハマったくれたのもあるが、菜七子さんの神騎乗だった。

 

2走前に初めて千直を使われた時も不利な内枠から先行するスピードを見せて6着。

千直を2回使って2回とも最悪な枠だったが適性と能力は見せている。

やっと外枠を引けたし鞍上も継続騎乗。今度こそ。

 

③オリアメンディ。

前走と昨年の雷光特別、ともに枠に恵まれていないがどちらも上がりは最速で力は見せている。

不利な条件でも5着、4着と本当にあと1歩のところまできているので今度こそ、と思っていたがまたもや内枠。

 

前走時に嶋田純次Jが「馬場と枠を考えればスタートがよすぎた」とコメントしていたので、おそらく今回は少し出遅れるくらいの感覚で出して外ラチ沿いに切れ込んでいく作戦でくるのではないか。

千直は皆勤か?と思うほどにこの舞台のキャリアが豊富な騎手なので、うまく捌いてこの馬の終いの脚を引き出してくれれば。

 

 

あとは、前走は出遅れがたまたま奏功した感もあるが一応適性は見せた⑪ノアファンタジー、ダート短距離からの転戦組である7枠2頭あたりが相手か。

 

⑨テンジュインや②テセウスも実績があるが枠が微妙。

杉原さんも津村さんもいないここは素直に⑮と⑯の2頭が中心でいいだろう。もちろん、これに③も忘れずに加えたい。

 

ここで資金調達をして余裕を持って日曜日を迎えたいものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

NHKマイルカップ 2023

NHKマイルカップ

東京はレース当日は午後から雨の予報。

まだはっきりしないが、予報通りなら良~稍重程度の馬場を見込む。

 

Aコース使用3週目になるので少し雨の影響を受ければ段々と外差し傾向にシフトしてきそう。

前に行きたいタイプが揃っており、ペースも流れそうなので外枠から決め手を発揮できる馬に要注意。

 

まだ当日の見極めが必要にはなるがメインシナリオはこれで考えていきたい。

 

 

⑱ダノンタッチダウン

言うまでもなく、道悪で2000mも初挑戦だった皐月賞は参考外でいいだろう。

最後は無理をさせていなかったし、東京1600mなら一変可能。

 

今回も雨予報だが想定通りの雨量なら皐月賞の時ほどの道悪にはならない見込み。

フロムダスク、ユリーシャ、オールパルフェあたりがハナ争いする速い流れで水準程度の時計は出る状態を維持したまま外差し傾向の馬場になるなら、この大外枠も却ってレースがしやすい。

 

土曜日までの馬場ならまだまだ内も伸びていたので大外枠は不利になるし週前半の天気予報ではもっと雨量がある見込みだったのでそれもマイナスになりそうだったが、

このまま行けばダノンタッチダウンにとってちょうどいいロケーションになりそう。

 

能力自体は足りる馬。前走は最悪だったが今回は馬場や展開も向きそう。

 

 

⑬ドルチェモア。

前走NZTは逃げて失速し7着。

誰も主張する馬がおらず、逃げたと言うより逃げさせられたという形。

イメージと違う競馬になってしまったし休み明けでもあったのであれだけではまだ見限れない。

 

デビュー2戦目のサウジアラビアRCが大逃げしたグラニットから少し離れた2番手につけ圧勝。前々走の朝日杯FSは序盤2ハロン目に10秒台が出るラップを3番手で追走して勝利。

ある程度速い流れに乗ってスピードの持続力を活かす競馬が合っている。

 

今回はハナを主張してきそうな馬がいて、前走のような形にはならないだろう。

好位の外めにつけるレースがイメージしやすい。巻き返せる。

 

 

シャンパンカラー。

前走のNZTが3着。4角で勝ち馬のエエヤンが外に膨れた煽りを食って少し進路を確保するのに手間取る場面があった。

致命的な不利とまではいかない印象だったので評価が微妙なところだが、あそこがスムーズならもう少しきわどいレースにはなっただろう。

 

前々走の京成杯は距離の壁だと陣営も騎手もはっきり認めている。

そもそも中山が向く感じでもない。

 

新馬戦と2戦目のベゴニア賞がともに東京1600mで2連勝。

差し、逃げと違った競馬で結果を出していてなかなか奥がありそう。

今回は得意舞台に戻り前進可。

 

 

ミシシッピテソーロ。

フェアリーステークスクイーンカップでは先行する形を取ったが最後の直線はサッパリ伸びず。クイーンカップに関しては大外枠の影響もあり前に壁を作れず折り合いを欠いてしまった。

前走のNZTを見ても、2歳時のレース内容を見ても控えてタメていく形の方が合っているのだろう。

 

阪神JFではリバティアイランドと0.7秒差、2着とは0.3秒差の5着。

ためれば終いの脚は堅実。

 

陣営のコメントは道中抑えての直線勝負を示唆。

展開や馬場に恵まれないと厳しいが、今回そうなる可能性はある。

 

実は阪神JFでもこの馬を狙って、夢は見させてもらったもののあと1歩馬券内には届かなかった。

だから意地になって今回も買うわけではないので悪しからず(笑)

 

 

⑮カルロヴェローチェ。

これまで騎乗した騎手も調教師も口を揃えて1600mの距離への不安を指摘している。

かかりやすい気性、スプリント色の強い母系の血などが主な理由だろう。

 

レーンさんが乗るというだけで人気になっているのか?という印象。

強気には買いづらいが、今回は速い流れになりそうなので折り合いの不安は軽減されるかもしれない。うまくタメを利かせられれば。

 

 

②モリアーナ。

阪神JFでの大敗をきっかけに脚質転換をはかっているようだが、奏功しているかどうかは微妙なところ。

 

今回の乗り替わりはデビュー2戦目までの競馬に戻す意図があるのか?とも思うがこればっかりは何とも言えない。

何せそういう騎手が乗るので、買う以上は覚悟しなければいけないww

 

一応、先行と差しどちらもこなしているので当日の馬場の変遷を見ながらどういう競馬をするかを選択できる強みがあると見ることもできるので押さえには。

 

 

しかし、NHKマイルカップも毎年難解である。何がきてもおかしくない。

勝負気配「D」としときます。

 

 

 

さて土曜日の最終レース、新潟の千直ではまさかここで内枠の藤田菜七子さんがかつての西田さんばりの神騎乗を見せるとは思わなかった。

おかげで、三連複で狙っていた馬券は1,2,4,5着でヤラレ…。

 

 

正直、まだ引きずっているがそれでも懲りずに日曜日の新潟10レース駿風ステークスで資金調達を狙おうと思う。

 

軸に向いていそうなのは⑮ジャストザビアンカ

あと6枠の2頭。どちらもダートからの転戦組で未知数だが津村さんと菅原さんが乗るので当然買い。

 

これに加えて実績のある⑬テーオーマルクス。大外枠というだけで⑯ジャスパークローネ。

あとは穴で③ファイアダンサーを警戒。

このあたりで決まりそうだと思っている。

 

更に傷口を広げるリスクも覚悟のうえで買っていきたい(苦笑)