sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

スプリンターズステークス 2020

第54回スプリンターズステークス
昨年の当レース時は開催最終週のCコースでもまだまだ馬場もよく速い時計も出ていたが、今年は昨年に比べると降雨が多い。

先週のオールカマーの時点で少し時計がかかり内めが荒れ気味で外差しも決まる馬場だったので引き続きCコースの今週もその傾向だろう。


グラン アレグリア
1200初挑戦だった今年の高松宮記念は前半で流れについて行けず後方で促し通し。それを考えれば最後は驚異的な脚で差を詰めたものの、厳しいレースになってしまった。
スプリント2度目の今回はさすがにあそこまで置かれる心配はないだろう。
以前は右回りより左回りの方がいいのか?と思わされるところもあったが阪神カップの強さを見ればもう問題はない。

極端に内の先行有利でなく外差しも決まる今の馬場状態もプラスに働きそう。間隔をあけての出走もこの馬とすればいつも通り。
中山は初めてだが、3強の中では最も不安材料が少ないと見る。



モズスーパーフレア
北九州記念からここというのは昨年と同じ臨戦過程。前走の北九州記念はジョーカナチャンやゴールドクイーンなどが主張してくる中でもハナを取りきり2着。この馬以外は差し追い込みが上位を独占し前に行った馬には厳しい展開だったので、やはり逃げを打てれば強い。

今回は枠の並びを見てもビアンフェやラブカンプーがそこまで強引に主張してくるとは考えづらく、前走よりはマイペースで逃げられそう。
2月のシルクロードステークスでは4着とはいえ馬場の内が荒れて外差しがバンバン決まる状態だった中でも3着と差がないところまで粘れたし、高松宮記念ではセイウンコウセイがすんなり控えてくれたおかげで
それほどペースは速くないのに後続を離して逃げる展開に持ち込めた幸運はあったものの道悪で外枠スタートという条件も克服できた。
今年になって完成の域に入っている感がある。

これで昨年のような馬場なら迷わず大本命だったが、今の中山の馬場は逃げに有利とは言えないのでそこがカギになる。
ハナを切れさえすれば簡単には止まらないだろうがそれでも何かに差されて2~3着か。



ダノンスマッシュ。
「前哨戦のダノン」のイメージの急先鋒みたいな成績になってしまっている馬。
ここでそれを覆せるか。
陣営のコメントを見ると、「枠は同厩のダイアトニックと逆がよかった…。」と嘆いていた。
昨年の当レースは3着だったが、内枠だったことがアダになりタワーオブロンドンに勝負どころで巧みに立ち回られ外からブロックされる形に。
最後はしっかり伸びているので、あそこで少し追い出しを待たされたのが痛かった。
おそらくその時のイメージがあるので枠は真ん中~外めがよかったのだろう。

ただ、今年のレースぶりを見るとこの馬も完成されてきている印象。
安定して常に好位置を取れるようになっているし、京王杯SCは逃げで勝って脚質に幅も出た。
スタートを決めてソツなく立ち回れれば勝ち負けできる力はある。

それでも今一歩強気になれないのは、前哨戦のダノンと川田さんというコンビのせいだろう(苦笑)




オッズとしては3強ムード。これに割って入る存在として期待したいのがエイティ―ンガール。
何故なら池添さんだから。以上!


…では手抜き文章にもほどがあるのでもう少しww

前走キーンランドカップで重賞初制覇。かなり馬場が悪かったが、1頭だけ34秒台の上がりでズバっと差し切ってみせた。
どちらかと言うと時計の速い馬場よりは時計を要した方がいいタイプで、今の中山の馬場は合っているだろう。
今年のシルクロードステークスが2着だったが、直線に向いてからゴチャついて進路を切り替える場面があってのものでスムーズなら勝てていたと思える内容。
条件が合えば強い相手でも決め手は通用する。
7枠14番という枠順も脚質を考えれば動きたい時に動けるポジションを取りやすい枠だろう。
グランアレグリアが中団あたりで競馬をすると仮定すれば、グランアレグリアに騎乗経験のある鞍上としては少し後ろからそれを見る位置で運ぶ作戦なのではないか。。
あとは、日曜日になって馬場があまり高速化しないことを祈りたい。



ダイアトニック。
前走のキーンランドカップは馬場がかなり悪くキツいレースになってしまった。最後は戦意を喪失しており思わぬ大敗。
高松宮記念で道悪をこなしてはいるが、回復しかけていた中京の馬場とかなり雨が降ってたっぷり水分を含んだ北海道の洋芝とでは勝手が違ったのだろうと捉えるしかない。

前走を除けば今年に入ってからの短距離でのレースでは安定感があり小回りコースを苦にしない器用さも出てきている。
高松宮記念も不利がなければ勝てたかも、と思える内容だった。

立て直せていればG1でもやれる力がある。
大敗のショックを引きずっていないかという点と、いい意味でも悪い意味でも怖さのある鞍上に乗り替わった点においてアテにはしづらいが…(苦笑)



レッドアンシェル。
前走の北九州記念で鮮やかに復活を遂げた。
差してから更に2着以下を2馬身近く離しており強い勝ち方だったと思う。
復活どころかもう一皮むけた印象さえある。

ただ、その前走が内の偶数番からスタートし道中は内の馬群の中でじっと動かず溜めが利き直線向いても無駄なく進路を確保できたいた。
完璧な騎乗ぶりだった印象で再現性としてはどうか…。
G1であれ以上のパフォーマンスができるかはまだ半信半疑。


ミスターメロディ。
昨年と同じく、セントウルステークスを叩いて目論見通りに仕上げてきた。
1200の適性は間違いないしそもそもG1馬であり力も上位。
とにかくこの馬は右回りの克服という一点にかかっている。
昨年の当レースも見せ場充分で右回りも克服できたかの見えたが、どうしても手前を変えるのが難しく
最後のひと伸びを欠いた。
割り引かざるを得ない現状だが、今回中山芝も2度目となるので何とかしたい。



人気馬は強力なので、どう絞っていくかが馬券のカギになりそう。