sphalt’s blog

馬券下手なオッサンのブログ。気まぐれで雑記もある…かも?

シルクロードステークス 2020

今週は第25回シルクロードステークスで勝負したい。

 

京都競馬場は今週からBコース替わり。Aコースで施行されていた先週までの時点でも

既に内の先行有利で差しが利きにくい馬場状態だったので、Bコースで更にその傾向が

強くなる…と思いきや馬場が荒れてきている状況での内柵移動はそうなるとも限らないのが難しいところ。

実際、今日の芝のレースは大して速いペースでもないのに外からの差し馬が上位に来て

ラチ沿いを通った逃げ先行馬が伸びあぐねるケースが散見された。

 

おそらく、Aコース時にラチ沿いよりもそこから3~4メートルくらい外めの芝の方が

荒れていたために起きた現象だろう。

 

思い返せば昨年秋も、Bコース使用時のエリザベス女王杯時点では内有利の馬場だったのに次の週Cコースに替わったマイルCSの週ではいきなりみんなが荒れた内を避けて通り外からの差しが決まりやすい馬場に変貌した。

馬場読みは明日の芝のレースも見ての判断になるだろうが、少なくとも先週までの差し追い込みには地獄だった京都の芝コースのイメージを今週にまで持ち込むのはやめた方がいい。

 

 

そこで、まずは好位の外めをうまく追走できそうなディアンドルを推したい。

前走スプリンターズステークスの大敗の原因が単にG1では相手関係が厳しかったのか持ち時計の面でまだ壁があったのか、あるいは幹久砲の魔力かww

 

はっきりしない面はあるが、この馬は本来立ち回りが上手でいつもソツのないレース運びをする。

それがスタートから手応えが怪しく中団で押っつけ通しだったあたりそもそも状態が今一つだった可能性もある。

そう考えれば、前走後に京阪杯ラピスラズリステークスまで引っ張らずここまでじっくり間隔を空けたことはプラスに働くはず。

北九州記念のレース内容と相手関係から見れば、立て直せているならここでは力上位の

評価は当然。

高速決着にはまだ課題を残している分、時計がかかる今の京都のコースもいいだろう。

北九州記念のレース評についてはスプリンターズステークス時のブログ参照)

 

 

アウィルアウェイ。

桜花賞大敗後、短距離に絞って戦績が安定した。

前走の京阪杯は、最終コーナーの勝負所で故障落馬したファンタジストの煽りを食って

位置を下げてしまう不運な形だった。最後の伸びを見てもスムーズならもう少しやれたはず。

真ん中の偶数番を引けたし、今回は中団あたりで運んで直線で馬場のいいところに持ち出すイメージのレースで巻き返せる。

斤量55キロは不利なように見えるものの、京阪杯の勝ち馬ライトオンキューはダノンスマッシュやタワーオブロンドン相手に善戦した馬。

アウィルアウェイと同じように落馬の煽りを食ってかなり外に振られる不利がありながら最後までしぶとく伸びた2着馬のアイラブテーラーは先日の淀短距離ステークスを楽勝。

力関係を思えば妥当な評価と思う。

 

 

馬場傾向の変化から浮上のチャンスがありそうなジョイフル。

とにかく、前走のタンザナイトステークスには驚いた。完全に逃げ先行有利の展開と馬場状態の中で外から一気に差し切ったのだから強い内容と言っていい。

時計がかかる芝は微妙なところだが、重賞初挑戦のここでも要注意。

オパールステークスの着順を逆転できるか。

 

 

エイティーンガール。

戦績を見ると、少し時計を要する馬場の右回りがベスト条件に思える。

今回は一気の相手強化なので展開の助けは欲しいところだが、斤量と条件面では有利に映る存在。

 

 

レッドアンシェル。

CBC賞を勝ったあと、スプリンターズステークスを目指していたが脚部不安が出て

ここでの復帰となった。力はここでも上位の馬だし脚質に自在性も出てきているがやはり状態面では不安。

この枠も仇になる可能性がある。騎手もできれば福永Jに乗ってほしかった。

強気には推しづらい。 

 

ラクレナイ。

先行~好位差しの競馬が板についてきてそれに伴い戦績も安定してきている。

ただ、ここ3走はいずれもスムーズにレースできての3着なので力関係では不利に映る。

 

 

馬場の変遷の影響をモロに受けそうなのがモズスーパーフレア

冒頭でBコース替わりでの馬場の傾向に拘ったのはこの馬が出走するからである。

 

前走の京阪杯の敗因は、陣営が語るようにハイペースで飛ばすのではなく溜め逃げの形になってしまったということもあるだろうが開催最終日で内が荒れていてスピードに乗りにくい上に外差しが決まりやすい馬場だったことの方が大きいのではないか。

更に、もともと京都コースはスタートしてすぐ坂でテンのスピードが出にくいことも影響しているのかあまり得意ではない印象。

 

今回も同じ京都コースで斤量も56キロではあるが最終日だった前走と違ってBコース初日。さすがに前半3ハロンを32秒台で逃げられるほどスピードに乗りやすい馬場ではないにしても、自身は好枠を引けたし他に逃げに拘る馬もおらず単騎濃厚な顔ぶれ。

先週までの差し追い込みにはかなり厳しい傾向が加速すれば外せない存在かと思っていた。

ただ、昨年秋のエリザベス女王杯マイルCSのことがあるので今日からの芝のレースには注目していたがどうやらこの馬は今回も厳しそう。

 

まとめると、展開と枠の並びでは有利そうだがコースと馬場状態は向かなさそう。

どちらを重視するか、という話である。

明日になってまた突然内の先行有利な傾向に戻ったりしない限り、自分は後者を重視する。

来たら来たで「ああ、そうなんだ…」くらいの感じで割り切ることにする。

 

 

馬券はディアンドルとアウィルアウェイを中心に組み立てていきたい。